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勇者、魔王討伐やめるってよ-2

ベッドに座っていたカフカは腰を上げてノラを壁際に立たせた。 両手を突かせ、腰を掴み、ぐっとお尻を突き出させる。 唾液でびっちょり濡れたペニスでアナルを緩々と刺激する。 「にゃ……っにゃぁ……ぁんっ」 ノラはまだ人語が喋れない。 代わりににゃんにゃん鳴いて、もどかしそうに肩越しにカフカをじっと見つめてきた。 猫耳がしゅんと垂れている。 カフカは片手でむにゅっと尻たぶを掴み、持ち上げ、もう片手で根元を支えたペニスを小さな肉穴にめり込ませていった。 奥までめり込ませると、締めつけを堪能するのもそこそこに、カフカはピストンを始めた。 ご無沙汰だったため少々余裕がない。 アナル内の粘膜壁を押し拡げてはペニスをフルに擦りつけ、ずりずり摩擦し、とにかく奥までがんがん打ちつけた。 打ちつけたら、抉るように、亀頭をごりごり押し当てた。 「にゃっにゃっにゃっにゃっ」 ノラはさっきよりも甘く上擦った鳴き声を発した。 お尻をぷるんぷるん揺らし、ピンク色の乳首をぷっくり起立させ、唇を唾液で濡らす。 勢いをつけて奥を攻撃されると、にゃんぺにすまでぷるぷる揺らし、透明な蜜を止め処なく滴らせてキュートなふっくら双球まで湿らせた。 射精()そうだ。 このまま中で解放したい。 熱い抱擁がご無沙汰だったペニスは大量解放を予感し、ビキビキと勇ましく張り詰めた。 か細い腰を掴む両手に力を入れ、さらにぐっと引き寄せ、引き締まった厚い腰をリズミカルに振動させる。 「にゃぁぁぁぁぁん……っふにゃっにゃっにゃぁぁっっ……にゃ……っ!! にゃひっにゃひぃ……!!」 ノラのお尻や内腿が過剰にぶるぶる痙攣した。 やがてそこにとろりとした濃密なる白濁糸が流れ落ちていく。 ペニスとアナルの結合部をぶくぶく泡立たせて、溢れた勇者汁が、ぽたぽた床へ。 「……にゃひぃ……ん……」 ふやけてしまった肉穴から濡れそぼったペニスを引き摺り出し、手を離せば、ノラは壁伝いに床へ力なく崩れ落ちた。 その場でまるっと丸まってしまう。 カフカはノラを抱き上げてベッドへ戻った。 仰向けに寝せ、大きく足を開かせて。 まだ呼吸の落ち着いていないノラ、とろとろになって緩んだそのアナルに硬いままのペニスをぬぷぬぷ押し戻していく。 「にゃ…………!?」 「これからが本番だぞ、ノラ」 「んにゃぁぁぁぁぁぁっ!!」 「人間精子、まだここで飲めるよな」 カフカの問いかけにノラはうっとり眼で何度も頷いた。 そんな仕草を確認したカフカ、より大胆に足を開脚させ、猛ピストンへ。 中出し済みの精液を絡ませてもっと奥をがっつり欲深く味わった。 にゃんぺにすを勃起させた、紛れもない少年のカラダのノラを、ペニスで突き続ける。 捲れてしまったアナルを肉茎が猛スピードで行き来する。 「ひにゃっにゃふっにゃっんにゃにゃっ……っ、にゃぁぁっぁっぁっぁ……!!」 大きな手でにゃんぺにすを包み込み、ぬちゅぬちゅしごくと、ノラは思い切り喉を反らした。 手足をひくつかせて射精する。 きゅぅぅぅぅっとアナルが締まる。 しぶとくしごいてやれば、ノラはおしっこのように精液を飛び散らせた。 アナルが締まるだけ締まる。 ペニスが食い千切られそうだ。 「にゃああ゛あ゛あ゛っっ」 太腿を握り締めてノラ自身に膝を押しつけ、失速を許さず、疾走感を保って小刻みにひたすら突き上げた。 涎を垂らしまくり、幼子のように顔面を堂々と崩すノラを見つめながら、カフカは鍛え抜かれた腹筋を戦慄かせた。 どくっどくっ……どくっ……どくん…… 「はっにゃっにゃっにゃっ……んにゃぁっ……にゃ……ぁ……っ!!」 再び熱い精液をたっぷりアナル奥に注ぎ込まれて、ノラは、心臓マッサージでもされた風に大きく仰け反った。 腹の底に勇者精子がたんまり溜まっていく。 「まだまだ飲めるよな」 ノラは潤んでいた双眸をぱちぱち瞬きさせて。 全身が汗ばむカフカの問いかけに「にゃん」とこっくり頷いた……。 「カフカさまー」 カフカにすっかり懐いてしまったノラは長老達に見送られ、生まれ育った森を後にした。 カフカに教わって人語も少しずつ話せるようになり、カフカもカフカですっかり愛着が湧いて、欠乏していた協調性がほんの少し芽生えつつあった。 「なんだ、ノラ」 「こっちこっちー」 「ん?」 「魔王城への抜け道ーこっちあるー」 「もういい、そこに用はない」 「にゃ?」 「欲しいものは手に入れた」 そう言ってカフカはノラの猫耳をよしよしと愛でるのだった。 end

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