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君は本当に男子児童ですか?-2
「かわいいね、おにいさんの包茎おちんちん」
辱めるような台詞を邪気のない笑顔で吐いて、千夏君は、れっきとしたフェラチオを始めたではないか。
思いもよらないディープスロートに律は狭い土管の中で仰け反った。
「う……うそ、そんな深く……」
温かく湿った喉奥できゅうきゅう締めつけられる。
じゅるるるる、と容赦なく吸いつくバキュームフェラに切り替わると律は切なげに眉根を寄せた。
「あっあっだめっ出ちゃう、よ……」
「ん~ひいよ、らひて?」
頬張ったまま話をされると、また絶妙な刺激が起こって、堪らない。
一段と強い吸いつきに、律は、そのまま呆気なく射精した。
千夏君はそれでも吸いつくのをやめなかった。
「んぁっひっぁぁっぁっ」
一滴残らず吸い尽くそうと、根元をしこしこ扱き、丸呑みにした先っぽ部分をじゅるじゅると吸い上げる。
やがて、ごっくん、と喉を鳴らす音が律の耳に聞こえた。
「おにいさんの精子、たべちゃった♪」
気持ちよかった? 気持ちよかったよね?
今度はぼくが気持ちよくなる番だよ?
「ふぇ……?」
律の足をがばりと開き、その間にちょこんと座った千夏君。
そして彼は一切の躊躇もなしに自分のズボンとパンツを下ろした。
ぶるんっ
「……うそ」
君は本当に小学生なのかい、千夏君……?
小柄な体、可愛らしい外見に全く似つかわしくない、その性器は、雄そのもの。
ちんちん、なんて単語では済まされない、そう、それは正しく男根。
「あ、言ってなかったけど」
想像も及ばぬ屈強な男根の出現に凍りつく律に、千夏君はふふっと笑い、瑞々しい頬を赤らめた。
おにいさんがぼくの彼女役だよ?
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