364 / 596
君は本当に男子児童ですか?-3
広い公園の片隅に配置された土管遊具の中で淫らな音色が密かに奏でられる。
「ひゃあっあっあっあっらめぇっそれっやらぁっ」
「かわいい、おにいさん」
公園に入ってきたの、見かけたときから、気になってたんだ。
さらさらの黒いかみで、眼鏡してて、頭よさそうで。
おにいさんみたいなタイプ、ぼく、ど真ん中なんだ。
半袖で下肢は丸出しの千夏君は外見に寄らず獰猛な腰つきで、律を身悶えさせる。
パーカーを腰の辺りに敷き、鞄を頭の下敷きにした律もまた、靴下以外、下半身は剥き出しの状態で。
逞しいショタ男根でアナルをぶちゅぶちゅ掘られて甘い声を上げ続けていた。
「ひぃぃぅ~……んっんっんっ」
「ね、おにいさんのここ……けつまんって呼んでもいい?」
おにいさんのけつまん、ぼくのちんちん、おいしそうに食べてるよ?
よだれ、いっぱい垂らして、味わってるみたいだよ?
ほら、わかる?
「ひぃあ……っそれ、すごい……っっ」
「けつまん、すごいの? ぼくのちんちんでいいの?」
律の両脇に小さなか弱い手を突くと、小刻みに、後孔にずっぷり突き入れたショタ男根を肉奥でピストンさせる。
「あぁぁんっすごぃぃいっっけつまんっ気持ちいっっ」
達したばかりのペニスを再び勃起させて、律は、拳を噛んだ。
「ぼくも、おにいさんのけつまん、気持ちいいよ」
ぼくのちんちん、この中で溶けそう。
千夏君は円を描くように腰を回して肉の壁を蹂躙した。
自身の先走りを狭苦しい狭間で泡立たせて、さらに臀部へと滴らせた。
「おにいさんのけつまん、いっぱい、かわいがってあげる」
滑々とした肌を艶々と上気させて、千夏君は、さらに上体を倒した。
シャツが汚れるのも構わずに正面を重ね、下肢と下肢をぶつけ、ぱんぱんと音を立ててくる。
ペニスの先が千夏君の腹部に擦れて律はさらに身悶えた。
「あぁんっあんっあんっやぁんっっ」
「ね、おにいさんのけつまんに、精子、だしていい?」
……けつまんに精子。
……肛門に射精。
緩んでいた思考回路が不意に正確な結論を導き出し、律は、よがりながらも懸命に断った。
「やっらめぇっなかっけつまんっらめぇっっ」
「なんで? いいでしょ? おにいさんのけつまん、こんなに食いしん坊なのに」
先走りをふんだんに絡めた激ピストンに律は過敏に仰け反った。
団地内にある公園の些細な死角で小学生児童に突き上げられながら、土と草の匂いを嗅ぎながら、未経験の絶頂に涙目で近づいていく。
それでも、律は、許さなかった。
「らめなのっらめぇぇっっ」
激ピストンを緩めずに腰を振り立てながらも千夏君はしょんぼりと頷いた。
「うん、じゃあ、しないね」
ピストンが加速するにつれて千夏君との摩擦も強まり、ペニスが執拗に刺激される。
律はぞくりと全身を痙攣させて肢体を強張らせた。
「いくぅ………………っっっっ」
律は千夏君のお腹に向けて勢いよく射精した。
狂的なまでに締めつけが増して、千夏君は、初めて甲高い声を上げた。
「あっっ……ぼくもいっちゃう………」
ずるりっ
一息に後孔から射精寸前の雄々しく怒張したショタ男根を引き抜くと、放心気味の律の頭を真上から跨ぐなり、半開きの唇へ。
「んんんんぅぅうぅんっっ!!」
口の中に突っ込まれて射精され、律は、薄れかけていた意識を否応なしに蘇らせた。
「はぁはぁ……気持ちいい……律おにいさんのお口で、ぼく、いってる……はぁはぁ」
苦味ある白濁をたっぷり流し込まれて、律は、仕方なく飲み込んだ。
唇の内側でびくびくと脈打つ千夏君のショタ男根。
飲み込めなかった精液が唇の端からいやらしく垂れていく。
「はぁはぁ……おにいさん……おにいさん……」
すっかり大人びた下半身とは反対に、可愛らしい千夏君がこぼす甘い呼び声に、律は、ときめかずにはいられなかった……。
翌日、公園を覗いてみると友達と元気に遊び回る千夏君の姿が見えた。
すぐに律に気がついた少年は駆け足でやってきた。
「律おにいさん!!」
可愛らしい千夏君が浮かべる満面の笑顔を前に、律も、照れくさそうに笑い返した……。
end
ともだちにシェアしよう!