「ぁ……はぁぁ……っぁ……ザギのおちんちん……ぜんぶ……はいりましたぁ……」 先走りを垂らしながらルゥナの果肉に割り込ませた愚息は根元まで埋まった。 ルゥナは涎を零して重なり合った腹の下を見、でかい目をじわりと潤ませる。 「しゅごぃ……です……おなかのすぐ下まで……いっぱい……」 「よかったね、ルゥナ？」 「あんっ」 太腿を掴んだままでいるディナイがルゥナの耳たぶを舐めた。 そんな些細な悪戯にルゥナは仰け反り、果肉の中が際どいくらいに締まる。 俺は締めつけに逆らうようにピストンを始めた。 きつい摩擦感にずきずきとペニスの中心が疼く。 まるで搾り取られるような貪欲な狭さに加減を忘れそうになる。 「あっあっあっ……ザギぃ……っいい……っいいのぉ……」 激しくすればするほどルゥナは獣耳をぱたぱたぱたぱたさせて切なげに鳴いた。 奥へ、奥へ、果肉の壁はペニスを包み込んで導こうとする。 「ぁ、ぁぁ、ぁっ、ふぁ、ぁ、ぁ、ぁっ……あっっっ」 俺がピストン運動に耽っている間にルゥナは射精した。 背後のディナイにぐっともたれて両方の太腿をぴくぴくさせ、中心で屹立する果実から濃密な果汁を放った。 「あ……っあ……っあ……っ」 凄まじく増した締めつけと、ルゥナの蕩けた表情に、道連れになりかけた。 俺はなんとか堪えた。 まだこの熱いナカでルゥナを味わいたい。 「あ……ふぁ……ぁ……ん……」 ディナイの胸を伝ってルゥナがずるずると滑り落ちていく。 奴の腹に後頭部をくっつけてシーツの上に横になった。 ルゥナの絶頂が落ち着くのをある程度待って、俺は、ピストンを再開した。 「は……！　あ……！」 正常に戻りかけていたルゥナの呼吸がまた速くなる。 華奢な足の片方を肩に引っ掛け、さっきよりも激しい動きに合わせて、俺は白濁した果汁で濡れ渡った果実をもぐようにしごいた。 「やぁぁ……それぇ、しゅごぃぃ……はぅぅ……っ」 「ほら、ザギに攻められてるルゥナ、すごく可愛いね」 「…………」 「乳首もこんなに腫らしてるよ？」 相変わらず微笑湛えるディナイはルゥナの乳首を両方同時に掌の中心で捏ね回した。 びくびくびくびく！！！！ ルゥナの全身が打ち震えた。 熱く熟れた果肉、手の中の果実も、過剰なまでの反応を見せる。 「やぁぁっ……また、くるのぉ……精ぇ子、きちゃぅの……ザギぃ……」 俺は頷いた。 ルゥナの膝頭を両手で掴むと一段と加速をつけて疾走した。 「あっあっはぁ……っきちゃぅぅ……ん・ん・ん・ん・ん…………！！」 ルゥナの甘い絶叫を聞きながら、俺は、達した。 収縮を繰り返す果肉の狭間に思いきり精液を打ちつけた。 「あっっ……ザギのも、きたぁ……んっんっんっんっ……おなかの底に、びゅーーびゅーーって……しゅごぉぃ、いっぱぁぃ……」 勢いよく注ぎ込まれる子種飛沫にルゥナは全身を痙攣させ、また、その小さな身に蜜なる果汁を飛び散らした……。 緑風の吹き渡る麗らかな昼下がり。 淡い色をした草花薫る草原、俺の膝を枕にしてルゥナは眠っていた。 木陰の落ちた寝顔はひどく安らかなもので。 時々、夢でも見ているのか、すんすん鼻を鳴らしていた。 ふと獣耳に蝶が止まった。 綺麗な藍色の蝶は翅を休めてじっとしている。 そうだな、この子の獣耳には誰をも虜にする甘い蜜が潜んでいるのかもしれない。 end