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桃色吐息らばーず-3
キスしていたときよりも体が熱くなってそのまま死ぬんじゃないかと、ボクは、思った。
肘を突いてクッションに預けていた頭を起こせば。
股間に顔を埋めている女の子な昂君が僕のあそこをおいしそうにぺろぺろしているのが見えて。
「潤太君……潤太君のおちんちん……しょっぱい」
ボクの足の間でしゃがみ込んだ昂君は、ソフトクリームを食べるみたいに、下から上へ舌を動かしていた。
グロスはすっかりとれてしまっている。
うっすらピンク色に色づいた瞼が、やっぱり、きらきらしていた。
「あ……あ……昂、く……っ……えっ!?」
ボクの視線の先で昂君はあそこをぱくっと頬張った。
先っちょにしゃぶりついてくる。
思いっきりあそこの先っちょを昂君に吸われたボクは、下半身がぞくぞく震えて、こっそりしているおなにーと似た、でもそれを上回る心地いい感覚に痛いくらい喉を反らした。
「どうしよ……っ昂くん、でっでちゃぅ……もぉでちゃぅよ……!!」
宣言どおりボクは射精してしまった。
昂君の口の中に。
昂君は先っちょを頬張ったままボクの精液をごくごく飲んでしまった。
「……んく……ぜんぶ……潤太君の……飲んじゃった……」
ぺたんと床上で膝を崩した昂君はワンピースの袖口から食み出た指先で顎を拭った。
よく見たらマニキュアもしている。
その爪にくっついていたボクの精子もぺろっと舐めた。
「ね……潤太君、ぼくもね……勃起しちゃった……見てくれる?」
「はぁはぁ……昂くん……」
「ね……見て……かわいい?」
マラソンでも走ったみたいに心臓がどっきんどっきんしていたボクの目の前で。
ミニのワンピースを着た女の子な昴君はゆっくり両足を開いていく。
ボクは目が離せない。
心臓がもっとどっきんどっきん、痛いくらい、跳ねた。
「す、昂君、それって……お姉ちゃんの?」
「ううん……自分で……買っちゃった」
ボクの履いているぱんつと違って、レースがついていて、薄くて、さらさらしていそうな、ぴんくの水玉模様。
「家に置いてたら、お母さんに見つかると思って……ランドセルに入れてた」
どう見ても女の子用。
正面がもっこり大きく膨らんでいる。
熱気でむんむんしていそうで、ちょっと、じわぁっと……濡れてる……?
「潤太君とキスしてたら……おちんちん舐めてたら……いっぱい勃っちゃった……」
すっかり女の子めいた昂君の、うっすらパールに染まった指先が、もっこりした水玉模様をそっと撫でる。
ボクはもう限界だった。
「あっ、じゅんた、くん……」
すっごくぎこちない手つきで水玉模様にさわってみた。
「んっ」
一瞬、足を閉じた昴君だけど、恥ずかしそうに横を向いたけど。
またゆっくり両足を開いてボクのこと受け入れてくれた。
「ほんとだ、昴君の、かたくなってる……」
「……うん……」
「女の子のぱんつ……買うとき、恥ずかしくなかった……?」
「ん……別に……割と平気だった、かも……」
「へ、へぇ……そうなんだ……」
「う……ん、っ……っ……っ」
昴君としゃべりながら、薄い、さらさらした布越しに、昂君のあそこをいっぱい撫でた。
どんどん硬くなっていくのがわかった。
ボクは、さっきより、自分のあそこをしゃぶられたときよりも、もっと一番熱くなった。
水玉模様のぱんつまで似合う女の子な昴君のあそこを見たくて見たくて堪らなくなった。
「見てもいい……?」
「うん、潤太くんも、ぼくのおちんちん、見て……?」
昴君は自分から水玉模様のぱんつをずらした。
お腹の方に、ぶるん、ボクと同じで皮に包まれた先っちょがたち上がった。
かわいい、昴君、えろい。
ぶるっと身震いしたボクはなんにも迷わずに、もっと水玉ぱんつをずるっと下ろして、昂君の先っちょを……昴君がボクにしてくれたみたいに頬張った。
「んっっっ」
その瞬間。
昂君のあそこは精液をどぷっと出した。
「んく……っんぶ……んくんくっ……んむ」
「は……っあ……あっあっ……ゃぁ……っ……じゅんたくんに……のまれて、る……おちんちん……ごくごくのまれてる……」
床に両手を突いた昂君は、体もあそこもびくびくさせながら、ボクの口にいっぱい出した。
でもまだ足りなくて。
もっとキスしたくて、もっともっと感じてみたくて。
「んっ……んっ……んっ……んっ」
「ふ……っぅ……はふっ……ン」
ぎゅっと抱き合って、キスしながら、下半身も重ね合わせて。
あそことあそこもぐちゅぐちゅ擦り合わせた。
ワンピースを脱いで、靴下は履いたまま、水色ぱんつを片足に引っかけた昂君。
ズボンとぱんつを脱いだボク。
二人っきりの秘密に時間も忘れて二人で夢中になった。
「ねぇ、昂君」
「なに?」
「明日もお姉ちゃんいないんだけど……その、えっと、」
「遊びいっていい?」
雑巾で窓を磨いていたボクと昂君の視線が窓越しに重なった。
なんか急に恥ずかしくなって、二人でいっしょに息を吹きかけて、二人の照れ顔、まっしろにしちゃった。
end
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