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サンタがトナカイにキッスした-3
「ッ……あぁぁあっ!」
一気に最奥まで招かれてカイ君は痛々しげに仰け反った。
溢れたよだれが下あごへ伝い落ちていく。
白雪は嬉々としてそれを舐めとり、ひくつく喉仏も舐め上げ、そのまま頤 をなぞって再びカイ君にキスした。
熱烈な口づけと同時に悩ましげに腰を突き揺らす。
育ちきったグランドペニスを肉壁の狭間でたっぷりしごいてやる。
その熱さを我が物顔で満喫する。
初めての交わりに発情を強制されたカイ君の第一絶頂は当然、速やかに迎えられた。
「あーーっ……白雪、サマっ、だめっだめっ、そんな動かれたら……ッあーーっあーーっ……あーーーーーっ!!」
ギシギシギシギシ椅子を軋ませて、カイ君、白雪に中出し射精してしまった。
柔らかくもうねるように蠢く肉壺の中心でグランドペニスを激痙攣させて勢いよく大量の精液を放出した。
「あ……ん……」
白雪は折れそうなまでにカイ君の真上で背筋を反らして天井を仰いだ。
涼しげな睫毛は震え、緩んだ唇からは熱いため息が零れ、まるで虚空をじんわり濡らすような。
「はぁーーっはぁーーっ……はぁっ……はぁぁ……白雪、サマ、ぁ……」
甘えるように擦り寄ってきたカイ君を優しくあやすように抱きしめる白雪。
体の奥底でまだとぷとぷと白濁を弾いている彼自身に、うっとり、する。
「カイ君……聞いてくれますか?」
「は……はぁい……」
「僕はずっと君にソリを引いてもらいたかったんですよ?」
「……え?」
「誰彼にも優しい、誰彼にも媚びない、真っ直ぐで逞しい君と……ずっとこうなりたかったんですよ?」
「……白雪サ、マ」
絶頂の陶酔感が引いて鮮明となった視界に写り込んだのは。
少女のようにくすぐったそうに微笑む白雪だった。
天蓋のベッド上で甘い睦言が頻りに行き交う。
「もっと奥……あ、そこ……」
「こ……っここでしょうか……っ!!」
「あ……っええ、そこ……そこにカイ君の……いっぱい欲しいです……」
乱れたスーツ、解けかかったネクタイ、片方だけ外された革手袋。
左右限界にまで開かれた両足、下肢の中心で濃厚に色づいて育った肉茎。
程よく解れた蕾孔を全力で行き来するグランドペニス。
うねり蠢く尻奥、粘膜を容赦なく掻き分けるようなピストンを反芻し、前にもまして硬く熱く膨れ上がっている。
「ん……君の……僕の奥でまた育ってるみたいですよ……?」
自分の刻む律動に忠実にしなやかな体を揺らし、恍惚に蕩けたその表情に、カイ君は見惚れてしまう。
その上。
「はぁ……もぉ……我慢できません……」
素っ裸のカイ君が見つめる中、白雪は己自身に素手を添わせると恥ずかしげもなく自慰を始めた。
……ああ、どうしよう、どうしよう。
……白雪サマ、かわいい、かわいくて仕方ない。
「あん、もっと……もっとそこ、たくさん、たくさん、突いて……?」
いつもは綺麗で優しい人なのに、今は、俺に甘えてくる。
欲望を我慢できなくて快楽の言いなりになっている。
「白雪サマ……っ!」
胸の底から溢れ出てくる強烈な何かに従って、カイ君、白雪の肉奥にグランドペニスを勢いよく打ちつけた。
より最奥を抉じ開けられるなり立て続けに穿たれて、解放を予感し、背筋をぞくりと粟立たせた白雪。
「あ…………!」
五指にすっぽり包み込まれて激しい摩擦が与えられていた肉茎から愛欲の雫を飛散させた。
「うぅぅう!」
締めつけが狂的に強まり、グランドペニスが搾られるような危うい肉心地に、カイ君は思わず唸った。
上体を前に倒すと扇情的に喘いでいた白雪に恐れ多くも自分からキスに及ぶ。
脇腹に両足を絡ませ、締めつけに逆らうように、荒々しく腰を前後させる。
「あ……ぁんっ」
「あっ!ごめんっ!なさいっ!……でも俺……っもうっまたっ……!!」
「ん、いいの……いいんですよ……っ? カイ君……また、お腹の底まで注いで……?」
「……白雪サマ……ッ!!!!」
まるで所有の痕を刻むように。
白雪はカイ君の背中にきつく爪を立てた……。
「ブルルルルッ」
「ふふ、君はこの姿になっても本当に可愛いね、カイ君?」
「ブルルルルッ!」
トナカイの姿となってひろ~~いベッドで寛ぐ、ふっかふかなカイ君。
そんな彼に添い寝し、雄々しい角をず~っと撫で撫でしている、サンタ帽にシャツ一枚、そして眼鏡だけかけた喜色満面なる白雪。
「背中、掻いてあげましょうね」
「ブフブフブッ!」
「角にリボン巻いてあげましょうね」
「ブフゥゥゥッ!」
結ばれたばかりの上級サンタとトナカイ君、早速らぶらぶあまあまばかっぷる、なのだった。
end
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