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同罪のすゝめ-3

ミチルはとても軽かった。 「ん……ん……ン」 膝上に乗せてもそんなに重くない、これまで付き合った二人の彼女、今現在付き合っている後輩よりも、軽かった。 「んん……んぅ……」 五分くらいこうしている。 抱き上げたミチルと胸と胸を重ねて舌を絡ませ合っている。 あたたかい。 小さくて、華奢で、こどもみたいだ。 でもミチルはもうこどもじゃない。 「お前、勃ってる」 「……え」 「わかるか? ほら」 「あ」 ミチル自身の手を股間へ導いてやると華奢な肩がぴくんと揺れ、潤んだ目が恭彦をぎこちなく見つめてきた。 「……恭兄ちゃん」 ズボンをさり気なく盛り上げる熱感に周章し、たどたどしく添えられた手、上擦った呼号、気が付けば上昇する体温を孕んで昂ぶっていた空気。 熱い。 「……あ」 恭彦はミチルの手を横に退かすと、彼のベルトをホックを外し、ファスナーをジィィ……と下ろしきった。 ミチルはじっとしている。 トランクスを少しずり下ろして取り出してみたソレは天辺まで皮に覆われ、硬さと熱を仄かに帯びていて。 「ゃ」 包皮を摘まんでみたらミチルは小さな声を洩らした。 長い前髪越しに先程よりも潤んだ目で恭彦をじっと見つめてくる。 恭彦は五指をやんわり竿に絡め、皮に包まれた先端ごと、ゆっくり上下にしごいた。 しごいていたら、徐々に包皮が捲れ始め、秘められていた先端が少しずつ露出し始めた。 「ん、ん、ぅ、ン」 「……もっと剥いても平気か」 ベストをぎゅうっと握りしめていたミチルがコクンと頷き、恭彦は、皮の余りを摘まんで先端が半分ほど露出するよう、剥いた。 剥かれたばかりのソコを、あたためるみたいに、掌で優しく揉み捏ねた。 「ぁ……っ」 とろりと溢れた先走り。 指腹に纏わせて、ソコ全体に塗りつけ、くちゅくちゅと小刻みにしごく。 「ゃっぁ、ン」 ミチルが感じている。 まだこどもじみた体つきなのに、紅潮したその顔は切なげに捩れていて、ほんの僅かではあったが自ら腰まで揺らしていた。 その担任の男もミチルのこの様を見たんだろうな。

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