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しょたヤンで何が悪ぃ?-8

「耐えられる?」 白濁を弾いて先っぽが濡れているヤンキー児童のぺにすに、平均サイズを軽々と上回るオトナペニスが擦りつけられた。 「ぁ」 なんとも言えない摩擦感に新たな涙が吊り目に満ち満ちた。 ずり、ずり、擦れ合う。 火照りきった肉杭の質感に弄ばれる。 チューブタイプのローションを直に注がれ、ぬるぬる、ぬちゅぬちゅ、粘つく糸を引き、さらにヤラシク擦れ合えば、ミサキは堪らず仰け反った。 「ゃだ、ゃっ……すげぇ、ぬるぬる、して……っ……あっ……んっ……やっ……ん……っ」 利き手を添えられ、一纏めにして一緒にしごかれると、声が止まらなくなった。 「この辺でやめとこうか」 過激な擦れ合いっこにクラクラしながらもミサキは慌てて首を左右に振りまくった。 「やだやだやだやだっ……やるっ……センセェとせっくす、する……っ」 「俺とセックスしたら、お前のお腹、裂けるかもよ」 「ひっ……っ……ぅぅぅっ……それでもいいっ……したぃぃっ……」 教室で何よりも独り占めしたかった、だから反抗的な言動を繰り返して自分に向けられるようにしたシマ先生の眼差し。 「オレ……もっとセンセェの特別になりたい……一番になりたい……」 正直な想いを告げられて。 シマ先生は愉しげに唇を歪めてみせる。 「オレ……センセェのこと……」 「好きだよ」 ミサキは吊り目を限界いっぱい見開かせた。 「あんな場所でミサキにキスしたのは」 数時間前、学校の渡り廊下で。 教え子二人からミサキの件を報告されたとき。 冷静に受け止めたフリをして、内心、途方もない苛立ちにシマ先生は胸底をどす黒く焦げつかせていた。 「俺に似た別の男と歩いてるの見てヤキモチやいたから」 ミサキに寄り添った男達を心から(うと)んだ。 大切な教え子をそこまで駆り立てた自分自身を嘲笑った。 「……やきもち……?」 「そうだよ」 教室で一番手のかかる、目が離せない、学校以外でも脳内を独占するヤンキー児童にシマ先生は笑いかける。 「俺はミサキが好きだよ」 夢としか思えない担任からの告白。 羽織られたままの腕捲りワイシャツを思わずぎゅっと掴んでミサキは問いかけた。 「ど、どれくらい? オレのこと、どれくらい好き?」 問われたシマ先生は。 シャツを掴むミサキの手をとり、教え子のぺにすと密に重なり合う我が身へと導いた。 「こんなになるくらい好き」 「ッ……へ、へんたい、そんな答え方あるかよっ」 「お前相手にいろんなこと妄想して、オカズにしてヌくレベルで、相当好きかな」 「へんたい!!」 そう喚いた後、ミサキは、尋常でない昂ぶりをぎこちなく撫でながら上目遣いにおずおずとシマ先生を見つめた。 「じゃ……じゃあ……せっくす、したらいーじゃん……ちょっと怖ぇけど、させてやるからさ……ありがたく思え……」 精一杯の上から目線に。 蔑まれるべき禁断の愛情が止め処なく滾々と湧き上がってくる。 「したいんなら、妄想とおんなじこと、オレにすれば……?」 ーーそんなこと言われたら。 ーーまだまだ半熟なミサキの体、壊しちゃうかもよ……?

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