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美形幼馴染みがアルファの発情期に突入した結果、平凡ベータのおれに盛りまくってしまった-2

「あっっっっ?」 悠汰は呆然とした。 響生に……射精(だ)された。 後孔内で雄々しげにビクビクしたかと思えば、そのままナカで絶頂を迎えたアルファのペニス。 狭苦しい肉奥を支配したがるみたいに勢いよく注ぎ込まれた白濁。 嫌でもわかった。 再会した直後に幼馴染みから中出しされるという非情な現実に悠汰はボロリと涙した。 「あっあっあっ……ありえなぃぃ……っ……ひどいよ、響生く――」 「ひどいのは悠汰くんだよ」 処女喪失にして尻膣内射精を喰らい、息も絶え絶えだった悠汰は口をヒン曲げた。 「僕のこと嫌いになるとか、ひどいこと言って……ン……いつの間にそんな悪い子になったの……」 「ぜっ、絶対、響生くんの方ぉっ……悪いのは響生くん確定っ……おれは悪くなぃぃ……」 「……ン……」 「あっ……ぅ……て、ていうか……これ……」 (いつまで射精してんの、これ!?) どく、どく、長々と注ぎ込まれる大量白濁に悠汰は口をパクパクさせた。 「だって、今、ラットだから……ね」 後ろから頬擦りされると、挿入中にもかかわらず、些細な接触に心臓が爆ぜそうになった。 「いつもより大きくなるし、射精の頻度も量も濃さも、増加する」 (うそでしょ) ベータの悠汰には信じ難い話だった。 「ほ、ほんとに……?」 「ほんとに」 「……アルファって、みんなそうなの?」 「……人によるかもしれない」 「こ……こんな大きくなるの? なんか、ぬるぬるになって、その、いっぱい、こんな射精しちゃうの……?」 単純な好奇心で聞いてみたら。 次の瞬間。 「ぇっっっ?」 急に後ろからがばりと抱き抱えられた。 いわゆる背面駅弁の体位だった。 自分の体重がかかって、さらに奥まで挿入されたペニス。 射精したばかりなのに滾ったままの熱源で問答無用に貫かれた。 「ぁぅぅ……っ……っ……っ」 学ランを乱した悠汰は空中でもどかしげに仰け反った。 「悠汰くん、他のアルファに興味なんか持ったらだめだよ……?」 響生の忠告はかろうじて聞き取ることができた。 「君は。僕だけの悠汰くんでしょ……?」 「ふぇぇぇ……っ……らめぇ……おちんちん、奥にきちゃ……」 「まさか、今、僕以外のアルファと接触を持ってたりする……?」 ゆっさゆっさ、意地悪に揺さぶられて悠汰の瞳からは涙が散った。 「やっ……揺らしたらだめぇ……っ」 「悠汰くん、どうなの……? 誰か別のアルファと話したり、遊んだりしてるの……?」 「っ……してな……してなぃぃっ……ふぁぁっ……奥、そんなグリグリしないで……っ」 「ほんと? まさか、デートとか……してないよね……?」 「してなぃっ、してなぃぃっっ……おれの学校にアルファいなぃぃっっ……!」 「……他の学校のアルファとかは?」 悠汰は死に物狂いで首を左右に振った。 すると、ようやくストップした、ゆっさゆっさ攻め。 「そう。よかった……」 心底ほっとしたような声色。 やっていることは相当エグイのだが、口調は優しく、危ういギャップに悠汰はゾクゾクしてしまう。 「……あ……」 そして見てしまった。 自分達はまだ玄関にいっぱなしで、目の前には大きな鏡があった。 そこにバッチリ映り込んだ……ズボンと下着をずり下ろされて露出した股間……つい先ほどまで純潔を保っていたお尻の穴に深々と突き立てられた……アルファの屈強ペニス……。 「ひっ……ひぃぃ……」 そして平均体型の自分を後ろから軽々と抱っこする響生を。 「ほら……悠汰のココ、僕のをこんなに深く咥え込んでる……」 普段は透明感に満ちる肌が何とも言えない艶を帯びていた。 病みつきになりそうな色香が立ち上っている。 濡れた唇は悦に入った笑みを刻んでいた。 「すごくエッチなお尻だね……?」 今更ながら悠汰は赤面した。 (響生くん、きっとラットが原因でちょっと色々いっちゃってるんだ) だから、こんなことしてくるんだ。 こんなこと言ってくるんだ。 (とにかくもう終わってほしい! 響生くんのためにも! 優しい響生くんに、これ以上、ひどいことさせないように!) 「お、下ろしてぇ、早くっ、もうむり……っ」 「まだ始まったばかりだよ? 今から、もっともっと……ね」 「うっ、うそでしょ、響生くっ……あっ……あんっ……っ」 ペニスがヒクつく後孔を行き来する。 リズミカルに突き上げられ、奥をたんまり刺激されて、悠汰は首を竦めた。 「やっ……やばぃっ……だめだめ、ほんとだめっ……」 「悠汰くんもいく……? 放課後、制服でこんなエッチな体位で僕とセックスしながら、いってみる……?」 「違ぁっ……違ぅっ……これ違うやつ……っ」 猛烈にムズムズとした感覚。 それは……尿意だった。 「お……おしっこ、でそ……」 恥ずかしかったが、致し方ない、悠汰は正直に打ち明けた。 今はラット期間中で大分正気を失っているようだが、根は優しい響生だ、きっとこれでやめてくれると思った。 「ああ、そっか……トイレに行きたいんだね」 「うんうんうんうんっ……だから、もぉ……っ」 「よいしょ」 悠汰は……ぎょっとした。 裸足だった響生が自分を後ろから抱っこしたまま移動を始め、よからぬ振動が連続し、悶絶した。 「ひぃぃんっ」 「もうすぐだからね、悠汰くん、でも無理そうならお漏らししてもいいけど……」 「しなぃぃっ、お漏らししなぃっ……ちょちょちょっ……ぇ、なんでまだ抱っこして……ぇぇぇぇぇっ、うそでしょ、あっあっあっ……ちょちょちょちょちょ……! ままままっ、待ってぇ……っ……っ……!」 トイレへ運ばれて、離れていくかと思いきや、そのまま居座った響生は駅弁エッチを続行した。 尿意でしんどいところへ、ゆっさゆっさと意地悪に揺さぶられ、ずんずんと貫かれて、悠汰は限界に達する。 「もっ……らめぇ……っ……でひゃっ……おしっこでひゃ……っっっ」 お漏らし……ではないが、響生と繋がったまま、響生に見られながら……幼いこどもみたいにおしっこしてしまった。 「よくできたね、悠汰くん……」 「ぅぅぅぅぅ……っ……ひどぃぃ……こんなのってないよぉ……」 「うれしょんしたみたいだった……」 「う、うううう、うれしょんっ?」 「そう。嬉しくて大興奮して、おしっこすること……嬉しいな……」 「っ……響生くん、さっき……また射精したぁ……おれがおしっこしちゃったとき、またっ……またナカにした……っ」 「うれしょんしてる悠汰くんを見て、僕も大興奮しちゃったみたい……」 「………………」 (響生くん、いつ正気に戻ってくれるんだ!!??) 「あっ、あんっ、らめっ、これらめぇっ」 整理整頓されたリビング。 悠汰の甘い悲鳴が途絶えることはなかった。 「み、見えちゃ……っ……これ、外から見えひゃぅ……!」 窓に両手を突かされた立ちバック。 下半身に引っかかっていた服は取り外され、はだけた学ランとシャツを身につけた状態で、部屋着姿を乱した程度の響生に後ろから突かれていた。 「悠汰くんのお尻、僕ので泡立ってる……奥までとろとろで、悠汰くん自身がびっしょり濡れてるみたい……」 男体Gスポットなる前立腺付近をグリグリ、グリグリ、しつこくグリグリグリグリされる。 ハイソックスを履いた足で踏ん張っていた悠汰は、えもいわれぬ感覚に背筋をゾクゾクさせた。 「……悠汰くんのこと、妊娠させたい……」 正気をまるっと失っている。 そうとしか思えない発言に悠汰のお尻の穴はキュッと縮み上がった。 「ン……今、すごく締まった……」 「ひ、響生くん……おれね、ベータ……そこはお尻の穴ぁっ……一生妊娠しません……っ」 「……わからないよ?」 「えっ?」 「いつかオメガに変異するかも……もしもオメガになったら……今度は悠汰くんの子宮にたっぷり注いで……種付けしてあげる」 (だめだこりゃっっっ) 「ほら、今度はちゃんといってごらん……?」 するりと正面に回された響生の手が悠汰の初心ペニスを握る。 最奥を小突くリズムに合わせて、ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅ、柔らかな手に甲斐甲斐しく愛撫された。 「や……っ……シコシコ、やばぃっ……」 「気持ちいい……?」 「ッ……ッ……ッ」 「ねぇ、悠汰くん、いい……? 僕にお尻突かれながら、こんな風にしごかれて、気持ちいい……? 感じる……?」 (もういっそのこと) 自分も正気をなくした方が楽かもしれない……。 「っ……っ……きもち、いい……響生くん……おれぇ……きもちい……」 幼馴染みに再会するや否や、この短時間で初めて尽くし、魅力だだ洩れなアルファにとことん攻め立てられて悠汰はとうとう折れた。 「ほら、もっと気持ちよくなって……? 僕と一緒に、ね……?」 「あーーーー……っっっ……いっひゃ……いっひゃぅ……っ」 「悠汰くん……大好き……悠汰……」 「んっっ……いっ……くっ……っ……!!」 悠汰は達した。 お尻の奥の奥を小突かれながら、初心ペニスをしっかりしごかれて、慎ましげに射精した。 「アルファとしてもっと能力に磨きをかけて、自分でも成長できてると自覚できるようになったら、君に告白するつもりだった」 マンションの下に設置された自販機の前。 買ったばかりのジュースを響生に手渡されて、悠汰は、パチパチと忙しげに瞬きする。 「響生くん、もうラット期間は脱したよね? 大体、あれ、一ケ月前のことだし。え、それともまた? またラットになってる!? 正気なくした!?」 慌てふためく悠汰に響生は微笑んだ。 ネクタイにブレザー、肩からスクールバッグを提げた制服姿のアルファは、学ランを着たベータの幼馴染みに打ち明ける。 「君は僕の初恋だよ、悠汰くん」 「いや、あの、アルファとして磨きをかけるって、響生くん、もう限界突破しちゃってるし、これ以上魅力が増したら世界がどうなるか……え……あれ……ん……? はい……? え……?」 響生は微笑を深める。 棒立ちになった悠汰のおでこにキスをした。 初めてのキスを。 「大好きだよ、悠汰」 ――誰もが羨む優秀アルファは幼馴染みで二つ年下の平凡ベータに恋しまくっているらしい―― end

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