「……今、いったか？」 「は……っ……はぁ……わかんな……」 「幸太のナカ、すごく締まった……」 そう言って、大和は、まだナカに沈めたままの指を緩々と動かす。 Gスポットにダイレクトに植えつけられる快感。 同時に膨れ育った乳首を捏ね繰り回されて幸太はぶわりと涙した。 「ま……またいっちゃぅ……」 「ほらな、やっぱり。いったんだろ……？」 「あっ……あっ……あっ……」 「乳首、こんなに勃起させて……幸太ってヤラシイんだな……」 「うぅぅうぅっ……乳首も変になったぁ……最近、服に擦れただけで変なんだもん……っ」 いつにもまして幼い言葉遣いで悶えている幸太に大和は見惚れる。 「はぁ……ぅ……っ」 入念に続けられる前戯に幸太はバスタブの縁を掴んで仰け反った。 お腹の底が満遍なく熱せられて爆ぜるような恍惚感に身も心も呑まれる。 連続する浅い絶頂に純潔ペニスは先走りを溢れさせ、先っちょをしっとり濡らしていた。 「お前の、射精したそうにピクピクしてる……」 余念のない前戯に励む大和を幸太は薄目がちに見つめる。 性的興奮に理性が追いやられている状況下、震える唇で幼馴染みにおねだりした。 「……大和ぉ、おれぇ……射精ぇ、したぃぃ……」 黒目のコントラストがはっきりしている大和の双眸が俄かに見張られた。 「……幸太……」 押し開かれた内腿をプルプルさせていた幸太は、大和がゴクリと喉を鳴らすのを目の当たりにし、甘い戦慄に背筋を巣食われた。 「……そうだな、思いっきりしごいて射精させてやりたい気もする」 そう言いながらも大和は幸太の熱源に触れようとしなかった。 「ふぁぁ……っっっ」 後孔内で不揃いに蠢き出した二本の指。 狭苦しい奥を拡げられ、ぬるつく内壁を緩やかに擦られる。 ローションの馴染んだ薄い胸は揉みしだかれた。 大きな掌が柔(やわ)な乳首を交互に押し潰しては、しつこく刺激を送り込んできて、肌身をジンジンと疼かせた。 「や……っ……大和ぉ……さわって……」 深い絶頂を欲して幸太のおねだりは露骨になっていく。 「俺に触ってほしいのか？　どこに……？」 大和も大和で、快感にぐずぐずになっていく姿にのめり込んで、さらなる快感の渦へ幸太を追い立てる。 「チンコ……さわってぇ……」 「どんな風に触ってほしい……？」 「んっ……いっぱい……めちゃくちゃに……」 「幸太、俺にめちゃくちゃにしてほしいんだ……？」 理性が麻痺している幸太はコクコク頷いた。 しかし、やはり大和はなかなか触ってくれない。 痺れを切らして自ら触ろうとしたら「駄目だ」と、すかさず注意されて奥二重の瞳は叱られたみたいに涙ぐんだ。 ヌチュヌチュと引っ切り無しに鳴らされるお尻の奥。 ちっちゃなお尻の穴を節くれ立った指が執拗に出挿りする。 「ぁぁぁ……っっっ」 ローションを垂らされて滑るお腹を撫で回され、外側から足された刺激に幸太は腰を反らした。 火照る体がバスタブ伝いにずるずると滑り落ちていく。 お湯を溜めていたならブクブクと沈んでいただろう。 「あっあっあっあっ」 抑えられずに甲高い声を連ね、バスタブ内で身をくねらせる幸太に大和の愛撫は過激さを増す。 尻奥のGスポットを指先で巧みに突きながら薄っぺらなお腹を強めに撫でた。 外と内から刺激され、後孔内で容赦なく深まった恍惚感に幸太は切なげに眉根を寄せる。 「あ～～～～……っ……っ……っ……！！」 空中でピクピクと悶えていた純潔ペニスがここぞとばかりに熱流を解放する。 いわゆる、ところてん射精、だった。 男体Gスポットへの刺激のみでウェットに達してしまった。 「はっ……はぁっ、ぁ……っ……あっ……はぁっ……ぁ……っ」 浴槽の底で肢体を微痙攣させ、幸太は、何もかも忘れて未体験の絶頂にどっぷり浸かる。 吐精が落ち着いた純潔ペニスの先っちょ、鈴口に白濁泡を滲ませ、大きく胸を反らして無防備に快感に溺れた。 「よくできたな、幸太」 「っ……ふわぁ……大和ぉ……」 「イイコだな」 「んっ……もっと……褒めて……いっぱい……」 「……」 「大和ぉ……イイコイイコって、して……」 すっかり幼くなっている幸太に求められて大和は限界を迎える。 抱き起こしてお膝の上に乗っけると、緩んでいた唇に愛情だだ洩れなキスを。 「んっ……んむ……んっ……んっ……んっ……」 「はぁッ……幸太……可愛い……」 「んぶっっ……んぷっ……んんん……っ」 「……可愛くて、やばい……死にそう……」 「ん～～～～～……っっっ」 角度を変えては濃厚に大胆に口づけ、息継ぎの合間に抑えきれない愛を囁いて、また欲張りにキスを続けた……。