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相思相愛うさぎとかめもどき-2

「ああああんっ……大町ぃ……っ」 父親は単身赴任、母親は美容室勤務で誰もいない巻島のマンション宅。 制服もほぼそのままに。 生えっちで放課後を潰している巻島と大町。 「あうっあうっ……大町のっ、俺のお尻にずぼずぼ挿入ってく……」 店ではほとんど無言でいた巻島、のしかかる大町にベッド上で揺さぶられ、お股全開であんあん冗舌に乱れている。 吊り目はとろんとろん状態。 艶やか唇にヨダレまで垂らして、大町の剥けペニスが動く度、全身ぞくぞくさせて感じきっていた。 「あんっ……いぃ……っ」 入学式のとき。 極度の緊張に頭痛と吐き気を誘われて保健室に行こうかどうしようか迷っていたとき。 『その髪の色。キラキラしてる』 母親の美容室で前日強引に染められたばかりの髪を大町が褒めてくれた。 たったそれだけのことが巻島にとっては人生かつてない衝撃に値した。 これまで声高らかに口々に褒められようと耳の外を速やかに通り過ぎて行った、だけど大町の何気ない言葉は脳内にダイレクトに突き刺さった。 知らない人であったはずの大町に自分の何もかも持って行かれた。 『あ。教科書。忘れた』 運動神経が良さそうに見えて体育の成績が悪い、真面目そうに見えて授業中は居眠りが多い、のんびり屋さんで、いろいろ鈍い、クラスメートの大町。 だけどセックスのときだけは違う。 リズミカルに上下する腰。 巻島のアナルにガツガツ突き入れられるペニス。 『ね、ねぇ……大町って、彼女、いる?』 『いないよ』 『ッ、ふーん……中学のときは? い、いたの?』 『いないよ』 以前、教室で巻島に尋ねられて大町はそう答えた。 確かにその通り彼女がいたことは一度もなかった。 姉の友達、その友達、主に別に彼氏がちゃんといるスケベ女子とスケベな関係に走ったことは何回も……あった。 一日でハシゴすることも……頻繁にあった。 『……俺……大町のこと……好き』 放課後、夕暮れ刻の帰り道、巻島に告白されて。 大町は正直にこうこうこうだと伝えた。 巻島はとてもびっくりしていた。 それでも彼は。 『そ、それでも……いい……俺、大町がいい』
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