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相思相愛うさぎとかめもどき-4

目の前が真っ白になるような感覚に止め処なくヨダレを垂れ流し、はあはあはあはあ、巻島は勢い冷めやらない二度目のスパークをお尻底で痛感した。 結合部が卑猥に泡立つ。 起立したままのペニスは先走りに濡れそぼち、お漏らししたみたいな有様になっていた。 「………………あっっ」 片腕が解放されてベッドに倒れ伏した巻島。 まだドライ絶頂が後を引いて、正常な呼吸もままならずに不規則な吐息でシーツをじんわり湿らせた。 …………ぬちゅっっ 「ふあっっっ? あっあっ大町っっ……待っ……っっ、あ・あ・あ・あ・あ・あ」 二回連発でも治まらない大町に絶倫ペニスを小刻みに抽挿されて。 ドライ絶頂でふにゃんふにゃんしていた巻島は限界いっぱい目を見開かせた。 以前は有り余る性欲を分散させて解消させていた大町。 今はその対象が巻島一人、よって集中攻撃、つまり始まれば後はたいていヤリパッパなのだ。 溜まっていたスペルマが絶倫ペニスに絡みつく。 奥までぬるぬるなアナルが改めて拡げられてリズミカルに突き鳴らされる。 弾き出されたスペルマが双球までねっとり濡らす。 最初よりも膨張しきって張り詰めた絶倫大町に突いて突いて突き上げられて、巻島は、汁だくいきっぱなしに。 「あぅぅぅっおおま、ひぃっ……しゅきっしゅきぃっ……だいしゅきっっ……おおまひッ、しゅきーーーーっっ」 その日、大町はあんあん乱れながらデレてきた巻島に八連発した。 キーンコーンカーンコーン…… 「大町、今から掃除ー」 「だめだ、熟睡してっぞ、こいつ」 掃除時間になっても机に突っ伏して寝続けている大町をちょっと遠目に、巻島は、思うのだ。 大町って、いつもはのんびりのんびりで、居眠りも多いけど。 あれって……何かを溜め込んでる? チャージしてる? それで……えっちのとき、発散させて、あんなすごい……とか? 「大町……大町」 「ん。あれ。マキー?」 「大町……ゴミ、捨てにいこ」 小悪魔風イケメン外見でコミュ障の巻島。 のんびりのろのろ時々絶倫ヤリパッパな大町。 今日も二人は相思相愛並走だ。

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