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えっちな年下は、好きですか。-5

一嘉は大学生になった。 現在は地元を離れ、第一希望で合格した私立大学の経済学部に通っている。 初めての一人暮らしは驚くくらい順調に進んでいた。 日当たりのいい二階建て1Kアパートの二階角部屋、大学まで徒歩十五分、スーパーやコンビニやドラッグストアが近くにあって利便性に優れた立地だ。 うるさ過ぎず、静か過ぎない、住み心地のいい町。 大学生活に慣れ始めた頃にインテリアショップで週末限定のバイトも始めた。 今日は土曜日、正に出勤日。 遅刻しないよう余裕をもって早めに家を出ないと……。 「壬琴、そろそろ準備しないと」 もうじき家を出なければならない時間帯なのに一嘉はまだパンツすら履いていなかった。 「先輩の……まだ勃ってます」 昼時、カーテンが閉ざされた部屋、恋人である高校三年生の壬琴と乱れたベッドの上にいた。 『ずっと好きです、先輩』 去年、一つ下の弟が自宅に連れてきた下級生。 高総体で弓を引く姿に目を奪われて、以来、自分に片想いしていたという彼に一嘉もまた惹かれて二人は付き合うようになった。 『先輩……』 さらさらした天然茶髪、触り心地の良さそうな肌理細やかな美肌、抑えたような小声で喋る大人しそうな雰囲気の壬琴。 だがしかし。 『毎日……シたいです……』 壬琴はなかなかな性欲の持ち主だった。 『女子だったら妊娠するくらい……俺のナカに……先輩の熱いの、くださぃ……』 結構えろい下級生男子だった。 そんな壬琴は現在、連休を利用して新幹線で数時間かけて一嘉のおうちに泊まりにやってくる。 当初、壬琴がやってくる週末にバイトを入れていいものか迷っていた一嘉に一つ下の恋人は無料通話でそっと言った。 『先輩、俺のことは気にしないで……お昼は無理でも夜に一緒にいられるなら、俺……それでいいです』 一嘉は壬琴のために夜半まで拘束される飲食系は除外して昼に駆り出されるバイトを選んだ。 だがしかし。 「そろそろ準備しないとバイトに遅れる」 「あ……待って、せっかく勃ってるのに……放置したら、先輩の、可哀想です……」 今にも脱げそうなくるぶし丈のショートソックスだけ身につけた壬琴は、自分の体奥で二度達しても尚硬く張り詰めたままのペニスにゆっくりしゃぶりついた。 ベッドから立ち上がった一嘉の、弓道部時代に筋トレで鍛えられた、今も気が向いた時にランニングやスクワットなどして体力をキープしている下半身に抱きついて。 白濁飛沫のこびりついた優良肉棒をうっとりスケベ顔で吸い上げた。 遠慮がちに上目遣いに一嘉を見つめ、ぬるぬるつるつるな亀頭を口内で甲斐甲斐しく満遍なく舐め上げた。 「……先輩の生精子、飲ませて……?」 その日、一嘉は鍛えられた足腰をフル稼働させてバイト先に滑り込み、何とかギリギリ遅刻を免れたのだった。

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