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ツンなジキルはインファンテリズムハイド持ち-8
「んんんっっ」
よりとろとろに濡れそぼった杠葉の双眸。
膝に抱き上げられて五分以上森永にキスされていた。
びちょびちょになった二人の唇。
唾液の糸をいくつも紡いで、下顎にまで滴らせて、絶え間なく水音を立てて。
思いきり吸い上げられて杠葉は森永の肩に爪を立てた。
些細な痛みに我に返った森永。
無我夢中になってキスしていたスケベ大学生が慌てて顔を離せば美人院生はぷはぁっと深呼吸した。
「っ……息……できなかったぁ……」
「ッ、ご、ごめんなさいっっ……ついつい……」
涙が止まった杠葉はイタズラっぽく上目遣いに赤面している森永を見つめて、囁く。
「もりながとなら……窒息しても……ぃぃよ……」
ふやけた唇の狭間から覗いた舌先。
先程までたっぷり戯れ合っていたせいで過敏に疼いている。
森永は好奇心のままに杠葉の唇に指先を。
唾液で溢れ返る口内にゆっくり突き進めてヒクつく舌先をそっと摘まんでみた。
「ふ、ぁ」
「ユズって。舌もかわいい」
「ん、ぷ、ぅ……っ」
舌の先っちょを緩やかにしごかれて杠葉は背筋をゾクゾクさせた。
唾液がもっとみるみる湧いて唇の両端からだらしなく零れていく。
「舌……感じる? きもちいいですか?」
感じる、気持ちいい。
アソコがムズムズして、さわりたくて、さわってほしくて……。
「ユズ、たっちゃったね……?」
「っ……んっくっ……さわ、っふぇ……おひんひぃ……」
「おちんちん、さわってほしいの? こんな風に……ですか?」
舌を小まめにしごかれながら、取り出されたペニスまでクチュクチュと上下しっかり愛撫されて。
杠葉は今日一度も触られていないお尻をどうしようもなくキュンキュンさせた。
「もり、ながぁ……ほちぃ……」
何を欲しがっているのか即座に理解した森永は喜んで従う。
向かい合った座位のまま、互いの服を雑に寛げ、指にねっとり絡みついていた杠葉の唾液をペニスと蕾孔に馴染ませて。
「ふあ……ぁン」
挿入しただけでとてもとても気持ちよさそうな反応を示した杠葉に森永のスケベ目は蕩ける。
「ユズ……えっち」
「ッ……森永君に言われたくなぃ……」
「二人でもっともっとえっちになりましょーね……?」
正面をくっつけて、お尻をむにゅっと掴み、愚直ペニスを打ちつけてきた森永に杠葉はしがみついた。
「ユズ……っ……森永君、好き……」
正に夢見ていた杠葉の言葉。
幸せだった。
「ユズのこと、毎晩俺でおなかいっぱいにしてあげるね……?」
「ふぁン……森永ぁ……」
俺の恋人はツンツンクールかつえっちなユズさんユズちゃんです♪
end
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