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恋してせんぱい-3

「先輩、ま、待ってください」 「……」 「あ、あ、駄目、いれちゃダメ……っぁぁ……っ!」 「……本条……」 扉が閉ざされて薄暗い倉庫の中。 小窓から僅かに差す夕日、茜色が滲む運動マットの上で、本条の制服をシャツ以外全て脱がした鐘ヶ江は。 「悪ぃ、止めらんねぇ」 「……せんぱ、い」 「なるべく優しくするから」 両足を開かせ、指で慣らした後孔に、捻じ込んだ。 痛いくらい熱く息づいて脈動するソレを。 容赦なく締めつけてくる未開発なナカ、内膜を掻き分けるように押し上げて、狭苦しい本条のソコに何度も何度も擦りつけた。 「っ……っゃ……!」 シャツは肌蹴て片方の肩を外気に露出させた本条は鐘ヶ江のどんな些細な動きにも過敏に反応した。 膝頭を掴んで固定され、閉じたくても足を閉じられず、初めての行いに成す術もなくて不安そうに震えていて。 縋りつくように伏し目がちに恐る恐る鐘ヶ江を見上げてきた。 「せんぱい……」 かつて抉じ開けられたことがない後孔の窮屈さに下肢が尋常じゃなく疼く。 「ど、して……こんなこと……?」 まだ誰にも触れられたことのない、幼さを残す性器が、ぴくぴくと微痙攣を繰り返している。 「せんぱい……どうして……」 「好きだからだろ」 「……え」 「お前のことが好きだから、こんなこと、俺はしたくて堪らねーんだよ」 両腕をとられるなり膝上に抱き上げられて本条は目を見開かせた。 もっと奥に挿入ってきた。 自分よりも硬く雄々しく育ったペニスが、ずっと、ずっと奥に。 「ぁ、ぁ、ゃっ、せんぱっ、ぃ」 部活着にしている鐘ヶ江の半袖シャツを本条はぎゅぅっと握りしめる。 「せ、先輩の……僕の奥まで……ぁっ……ぅ……、んむ」 鐘ヶ江は本条にキスした。 か細い腰から双丘へ両手を伝わらせ、五指を広げて添え、前後上下に緩く動かす。 同時に自分も動いた。 後孔奥で生じる摩擦をだんだん強くしていった。 「ん……っん……っ」 「なぁ、お前は……トキがよかったか?」 「ん……っ……ぇ……っ?」 「俺よりトキにこんなこと……されたかったか?」 ぐりぐりと奥を小突く。 「ゃっ!」 「なぁ、本条……どうなんだよ」 「……鐘ヶ江せんぱ、ぃ……好き……」 「……」 「好きです……先輩……ずっとどきどきして……でも関係ないって、言われて……僕……」 「……本条ッ、」 「っぁ! やっ、早ぃ……っせんぱッ……っぁっぁっぁっぁ……!!」 がくがく激しく揺れていた本条の華奢な肢体がぴたりと動くのを止めた。 ぶる、ぶる、最奥で小刻みにひくつく鐘ヶ江のソレに刺激されて途切れていた涙が再び溢れた。 「……ぅそ……」 「……悪ぃ、本条……」 優しくすんのムリかも。

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