30 / 132
おやばかエクスタシー-5
下半身どころか頭も緩かったみたい、俺って。
実の子にアナルを掘られて悦ぶなんて、なんかもう、いろんな意味でキてるよな。
「あぁん……岬ぉ……あんっ……あぁんっ」
自分の膝が自分の肩にくっつくまで両足をがばりと持ち上げられた雄介。
露となったアナルにずぼずぼペニスをぶっ刺す、岬。
「すごいよ……ゆー君のなか……こんなの初めて……」
岬は汗を滴らせて、うっとり、腰を振る。
体格的には断然でかい雄介パパを深いストロークであんあん喘がせる。
「あんっあんっ……ほんと……? 俺んなか……っ一番きもちいい?」
「うん」
自分の腹を自分の精液でどろどろにしながら、雄介は、甘えた眼差しで頭上の岬を見上げた。
「ゆー君の、一番、きもちいい」
きゅぅぅぅぅぅぅんっっっ
我が子が目の前で口にした台詞にパパはなんとも言えない興奮を抱いた。
「岬ぉ……もっとぉ、もっともっと、お前のちんぽでいっぱいにして……?」
押し開かれた両足を自ら固定して雄介は岬に強請った。
岬はそっと頷いた。
ひくひく蠢くアナルをさらに激しく突いてきた。
「おとぉさんの……きもちいい」
太いカリが前立腺をぐりぐりごりごり刺激する。
止め処ないカウパーが尻奥までぐっちょりと濡れ濡れにする。
「んぁぁぁ~~……いっちゃぅぅ~……岬のちんぽで突かれていっちゃぅぅぅう~~……っっっ」
「ぁっぁっ……おとぉさぁん……!」
繋がった二人の体ががくがく引っ切りなしに揺らめいた。
ふと、そんな激しかった動きが、止まった。
「あ、あ、あ~~~…………!!」
「あ……」
アナルの肉膜奥でぶるぶるっと痙攣したかと思うと岬のペニスから精液がどぷりと放たれた。
粘膜に染み渡る無数の精子達の勢いに、雄介も、つられて二度目の射精を迎えた。
「んっっ」
ちんぐりがえしに近い体位であったため、もろに顔面に浴びた。
どろりと白濁した雫が雄介の頬や額を伝い落ちていく。
「……それ、えろ過ぎだよ、ゆー君」
小刻みに腰を揺らし、最後の一滴まで精液を中に打ちつけながら岬は上体を倒した。
はぁはぁ喘ぐ雄介の濡れ渡った頬を小動物のようにぺろぺろ舐める。
「……ん」
岬の唇は雄介の唇にまで至った。
絶頂の余韻でぼんやりしながらも雄介が招き入れてやれば喜んだ我が子にたっぷりキスされた。
「ぁふ……ぅ……岬ぉ……」
朝、目覚めれば細く開かれた襖の向こうからブランチのいい香り。
何度か寝返りを打って布団の上でごろごろしていたら襖の間から岬が声をかけてきた。
「ゆー君、スクランブルがいい、それともポーチド?」
「オムレツがいーです」
「あ、そっち? わかった」
枕に抱きついた雄介は明るいダイニングキッチンに寝起きの双眸を細めた。
今日一日、どうしよっかな。
岬が行きたがってた遊園地、遠出して連れてってやろうかな。
でもご飯ができあがるまで、もうちょっと寝よっと。
ともだちにシェアしよう!