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おやばかエクスタシー-8
「ん……っん、ん……んんっ」
うっすら開かれた唇の狭間に覗く、雄介と岬の絡み合う舌先。
リードしているのは岬の方だ、雄介はさっきから甘えてばかり、時に薄目がちに頭上を見ては端整な我が子の顔立ちに親ばか全開で惚れ惚れしている始末だった。
「……ン……な、ぁ、ほんと誰としてんの?」
「……後藤さんと米崎さん」
「……は? だって野郎なんだろ?」
「……ゆー君が見てた、おれの友達の後藤君と米崎君の、お母さん達」
「……まじか」
音楽教師の次は人妻かよ、最強だな、うちの息子。
「キスだけだからね」
「ほんとかー?」
「ほんとだもん」
「うそつけー最後までシちゃってんじゃねーの?」
揶揄してくる雄介を制するため、岬は、ワイシャツ越しにチャラパパの乳首をきゅっと捻った。
「あッ」
「シてないよ、友達のお母さんだし、するわけない」
「んーー……ッ」
「ゆー君、乳首、きもちいいの?」
「んッ……でも、乳首もいーけど、こっち、こっちがいー」
どこか少女めいた繊細な手をとって自分の股間に導いた雄介。
掌に触れる、服に押さえつけられて窮屈そうにしているペニスの感触に岬は素直に頬を紅潮させた。
スラックスとボクサーパンツを脱がし、すでにビンビンに育った肉茎を取り出して優しくしごいてやりながら、物欲しそうに喘ぐ雄介にまたキスしてやる。
「んっ、舌、もっと吸って」
「……ゆー君、このまま挿入れてもいい?」
唾液で出来たとろとろの糸がほんの束の間離れた二人の唇を繋いだ。
「岬ぉ……挿入れて?」
ゆー君はほんとにいつだって飾らない自然体で。
ずるい。
関節照明のスタンドライトがぼんやり照らすリビング。
両足の間に割って入られた松葉崩しでアナルをたっぷり攻められ、真っ赤になった雄介はよがり悶えた。
「ゆー君のナカ、いつもより熱いね……お酒いっぱい飲んだからかな」
ぱっくり拡げられた肉孔に抽挿される、その年齢には不相応なご立派なる岬のブツ。
きゅぅきゅぅきゅぅきゅぅ狭まる熱苦しいナカをゆっくりじっくり掻き回す。
肉の抵抗に逆らって奥まで突き挿して、ぐりぐり、ぐりぐり、ぐりぐり。
「はぅーーー……っっ」
上体を捻って抱きついたクッションに顔を埋め、ワイシャツにネクタイをしたままの雄介はよだれが止まらない。
「コレぇ……気持ち、イ……ッ」
夜風に乱れていた髪がさらに乱れた。
ピストン運動に忠実に、がくがくと体を揺らし、痛いくらいに張り詰めたペニスからカウパーを次から次に溢れさせて、また、チャラパパは強請る。
「岬ぉッ、もっと、もっと奥ぅ……ッ俺の奥、ガンガン突いてぇ……ッ」
ゆー君は何でもすぐ口に出せていいね。
「奥がいい? じゃあバックでする……?」
「んッ、バックでぇ……」
「後ろからぱんぱんされたいの?」
「ん……ッ……岬ぉ、俺のこと、ぱんぱんしてぇ……?」
岬は一端、雄介からご立派ペニスを引き抜いた。
自身のカウパーで卑猥に濡れた肉孔と、膨れ上がった先っぽが透明な汁糸で繋がる。
ぱっくり拡げられたアナルはぴく、ぴく、心細そうに震えていた。
岬は自分からソファにぺちゃんとうつ伏せになった雄介に覆いかぶさった。
パーカーを羽織ったまま、パジャマもほぼそのままの姿で、ぴくぴく震える肉孔にご立派ペニスを戻していった。
「あ……きもちいい」
「ひ、ぁ、あ、ぁ、ぁ、あ」
「ゆー君の、熱くて、きつくて、すごく、いい……」
「つ、突いて、ぇ、岬ぉ、早く突いてぇ」
「……うん、おとぉさん」
寝バックで開始された激ピストン。
弛緩していたアナルに容赦なくズンズン、ズンズン、どくどくと脈打つ早熟肉茎が打ちつけられた。
「ぃっあ、あっ、あぅっあぅっ!」
クッションにだらしなくよだれの染みを広げながら泣き喘ぐ雄介をうっとりとろとろ見下ろす岬。
ほんとうはもっと早く帰ってきてほしいけど。
もっといっしょにごはん食べたいけど。
仕方ないよね、仕事だから。
「おとぉさん……おとぉさん……っ」
「あーーッいっく……ぅ……ぃっちゃぅぅーー……ッ」
「おとぉさん……っおれも、いっていい? ココでいっていいっ?」
「んっ、うんっ、いーよ……ッ岬のちんぽ、いく時ブルブルすんの、ブルブルしながら射精されんの、好き……ッ」
「あーーー……っで、そぉ…………っ」
「あっあっもっいくっいくっこれいくーーー……ッッ!!!!」
雄介の真上で岬はぶるりと仰け反った。
雄介の尻にぴたりと密着した腰がびくびくと痙攣した。
「あ、う、あ、あ……おとぉさんにまた中出し……しちゃった……」
「すご、ぃ、岬のちんぽぉ……こんな、奥で、ビクビクして……ッあん……俺んなかに、いっぱい、どくどくって……」
自分と同じようにびくびく小刻みに痙攣している雄介に岬は小さく笑いかけた。
「ゆー君、明日、ソファーカバー洗わなきゃだね」
「はい、オムレツ、どうぞ」
「うわ、うまそ、いただきまーす」
遅めの朝食、ダイニングテーブルで向かい合って食べる二人。
「はー、この半熟感、サイコー」
「どうも」
「岬、今日どっか出かけるか」
「どこに行くの?」
「お前の行きたいとこでいーよ、で、お前の食いたいもん食べよ」
「ゆー君」
「発表会、ごめんな、昨日も予定より遅くなって心細かったよな」
「……うん」
「別にウチでは、さ? しっかり委員長しなくたっていーんだからな?」
かっこよく決めたつもりの雄介だが、その頬にはケチャップが。
岬は声を立てて笑いながら身を乗り出してペロリ。
「ゆー君、ありがとう」
ほんっとう、岬をこんな立派に育てた俺はすげー立派だと、親ばか自分ばか自慢にヤニ下がるチャラパパなのだった。
end
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