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とらいあんぐるふぁみりー-8

「雛汰、待ってたよ」 ホテルのラウンジまで出迎えにきてくれた紅史郎に雛汰は仄かな違和感を抱いていた。 部屋に入った長男はその原因をすぐに見つけることに。 「お酒、飲んでたの?」 一人掛けソファそばに置かれたサイドテーブルにはワインと飲みかけのグラスが。 「まぁね」 「……調子悪いって、そう言ってたのに」 スーツ上は脱いで、第一ボタンを外したグレーストライプのワイシャツに緩めたネクタイ、チョッキ、撫で上げた前髪が少し乱れた紅史郎は。 我が子の肩を恋人のように抱いて低く囁くのだ。 「素面だとさすがに躊躇するから」 「躊躇……?」 そして雛汰は。 長ソファに並べられていたその衣装一式まで見つけてしまい、小さく息を呑んだ……。 キィ…… 「と、父さぁん……」 すでにもう泣きそうな声色になってバスルームの脱衣所から現れた雛汰。 全角どこからどう見ても白バニーガールだ。 前回のうさぎちゃんワンピースドレスよりも増した露出度。 切れ込み際どいハイレグにピンヒールの編込みロングブーツ、肩出しベアトップ、首元にはリボンつきチョーカー、手首にはカフス。 お尻にはふわもこしっぽ、当たり前のようにつけられた兎耳カチューシャ。 「む、むり、ほんとにもう、こんなの、」 「理想の白兎さんだ、雛汰」 「あッ」 感無量の紅史郎、内股になって縮こまる雛汰をリビングルームの中央で抱き寄せた。 縋り甲斐のある胸に密着して雛汰は、ぽぉぉ……となってしまう。 いつになく熱い指先が際どい衣装を身につけてただでさえ悶々としていた体に官能的に食い込んだ。 「雛汰、キスさせて?」 おずおずと顔を上げた雛汰に紅史郎は口づけた。 ヒールを履いて少しだけ縮まった身長差。 それでも頭を低く落とし、精一杯上を向いている我が子に熟練された濃厚キスを施す。 「ふぁ、ぅ……っとぉ、さ……ん……っ」 「本当に可愛い……雛汰……誰の婿にもやりたくない」 「んむっ……」 息継ぎも疎かに口内をクチュクチュと鳴らしながら……紅史郎は白うさ雛汰をゆっくり愛撫した。 お尻につけられたふわもこしっぽの感触を楽しむのもそこそこに、レオタードが食い込むキュッと締まったお尻へ。 「っっっ!!」 反らし気味にした中指の腹で我が子のアナルをなぞる。 焦らすように、緩々と、くすぐる程度の力加減で。 それだけで雛汰今にも崩れ落ちそうだ。 紅史郎の着るチョッキをきつく握りしめ、喉奥で切なげに悲鳴を滲ませる。 緩やかに上下に撫でられていたかと思えば、くるくると円を描くように、そしてほんの少し力を込めて、ぐり、ぐり、と。 薄い布一枚を隔てて繰り返される戯れにどうにかなってしまいそうな雛汰は。 「父さぁん……挿入れて……?」 息子のおねだりに紅史郎は満足そうに微笑んだ。 ふるふる自分を見上げる白うさ雛汰の耳元に唇を寄せて、ぼそぼそと、何やら囁く。 熱もつ声とその内容に雛汰はぶわぁぁぁっと真っ赤になった。 まだ続けられている指の戯れに体も脳内も甘く痺れた長男は父に言われた通りの言葉を。 「……雛汰、お尻で……父さんの硬いの……食べたぃです……」 ハイレグを横にずらして露出させた雛汰のアナルに紅史郎のペニスがゆっくり抽挿される。 膨張した亀頭が奥に当たる度、狭い後孔を肉竿が行き交う度、腹底を掻き毟りたくなるような悶絶感に支配されて、ビクンッ、ビクンッ、雛汰は揺れた。 ふわもこしっぽも可愛らしく揺れて紅史郎は完全に白うさ雛汰の虜となる。 「と、ぉさぁん……っ雛汰、立ったまま……父さんの……食べてる……っ」 雛汰は壁に両手を突いてお尻を突き出していた。 窮屈なレオタード下でペニスも乳首も痛いくらいに勃起していた。 「雛汰のお気に入りの餌、美味しい?」 ほろ酔いな紅史郎はさらに前髪をはらりと乱し、惜しみなく曝された太腿を掴んで、ゆっくり、ゆっくり、仮膣奥に成熟肉塊を突き挿した。 「おぃしぃ……っもっと……もぐもぐしたぃ……ぃ」 「淫乱な白兎さんだ」 次はお尻を揉みながらまだ焦らすようにロングストローク、隙のない締めつけをペニスでじっくり堪能する。 ブーツを履いた足をがくがくさせて雛汰はぎゅっと目を閉じた。 「ぃやぁ……やんっ……雛汰、早ぃのがいい……っパンパン、されたぃの……っ」 我が子のあまりの無自覚淫乱ぶりに紅史郎は束の間、我を忘れた。 急に速度を変えて仮膣最奥に荒々しくペニスを打ちつけた。 「あん……っっっ!」 結果、がくりと脱力した雛汰、床に崩れ落ちてしまった。 ほろ酔い気分もすっかり醒めた 紅史郎は雛汰を軽々と抱き上げるとベッドへ運んだ。 ネクタイを速やかに外す。 虚脱しかけている雛汰の両手首をまとめて……縛る。 「ぇ……っ?」 「餌の時間は始まったばかりだ、気を失う暇はないよ、雛汰?」 いきなり縛られたことに驚く暇もなしに限界まで両足を開かされて中断していた近親セックスが再開された。 「あっ!あっ!あっ!あっ!」 肉孔を肉棒で全開にされて最奥を激しく連打されて。 白うさ雛汰は絶頂した。 レオタード内でずっとジンジンしていたペニスから精子をぶちまけ、腹底まで届きそうな紅史郎のペニスを肉粘膜で搾り上げた。 「ッ……」 「んーーーーーーっっっ……はぁっっ……あんっ……」 「……余程お腹が空いているんだね、白兎さん?」 ふにゃふにゃになった雛汰を覗き込んで紅史郎は笑いかけた。 ネクタイで縛られた両手を頭上にした雛汰の頬を戯れに舐め上げ、きつく締まった肉奥にペニス亀頭をグリグリと押しつける。 「ふぁぁ」 「ここに……欲しい?」 「欲し……っ雛汰のお尻……お腹空いてるの……だから、いっぱい……食べたぃの……」 「食いしん坊な白兎さん……いいよ……たっぷり食べさせてあげようね」 繋がりが解けないよう体位をバックに変え、四つん這いになった白うさ雛汰に紅史郎は。 「ぁーーーーっ……硬ぃ……っ父さんのっ……かたぃぃ……っっあんっあんっあんっ……早、ぁっ……らめっ……ンぅンっ……んーーーーっっ!!」 スタミナ溢れる腰遣いで激ピストンした末、仮膣最奥にたんまり注ぎ込んだ。 真っ白なシーツの上で身を捩らせていた白うさ雛汰は体中のどこもかしこも痙攣させて、全て、呑み干した。 絶頂の際、雄々しく脈打ちながら精を放ってきたペニスにじゅくじゅくに蕩けた仮膣。 「ぁぁぅ……とう、さぁ、ん……はぁ……はぁ……」 うわ言のように呼号する雛汰を紅史郎は抱きしめる。 「ずっと私のものだよ、雛汰」 「雛ニィ返せ、クソオヤジ」 「返せー!」 「ここには来るなと言ったよな、来たら小遣い半年停止って言ったよな」 「小遣いもらうし。雛ニィも返してもらうし」 「……え、旭くん?陽くん?」 「ぶはぁッッッひ、ひ、雛にぃ……っ」 「雛ニィ、うさぎさんだ」 「セーラー服で満足してるようじゃあまだまだなんだよ、クソガキどもが、帰れ」 「ロリコンッ」 「帰んないしッ」 「? 何の話してるの?」 「何でもない、下がってなさい、雛汰」 「そうだ、今日はこのままみんなでホテルで晩ごはん食べよう?」 <え゛ーーー……> <白うさぎさん雛ニィ、えろい……> <白うさぎさん雛にぃ、えろい……> 父親と弟双子による長男争奪戦、やはり、まだまだ長引きそうだ……。

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