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ふつつかな三兄弟でゴメンナサイ/次男×末っ子×長男
■伏せていますがモロ語注意
年子の兄弟である長男松国 と次男竹流 は仲が悪かった。
小さい頃は食事やおやつの度にケンカ、十代に成長すると、真面目な松国はだらしない竹流に日々苛立ち、明るい竹流は辛気臭い松国を日々煙たがった。
そして。
松国が十七歳、竹流が十六歳を迎えたその年に。
「マツくん、タケくん、小梅 ちゃんよ」
年子兄弟に弟ができた。
年の離れた弟を二人は溺愛した。
「小梅は俺が風呂に入れる」
「俺だっつーの!」
ケンカの火種が新たに生まれたのだった。
★十六年後
「タケ兄……」
ベンチャー企業なるアプリ開発会社に勤務する竹流、三十二歳。
待ち合わせ場所のカフェ、制服姿でぽつんしていた弟の小梅の元へ三十分遅れてやってきた。
「悪い悪い、会議が長引いちゃって」
「……連絡してくれればいいのに」
「電話する手間省いて走って来たんだって」
向かい側にガタンと座った竹流に小梅はぽつりと言う。
「事故にでも遭ったのかな、って……心配してたんだよ」
カラーリング未経験の黒髪がさらり、色白で、シャツに黒セーターにチェックのスラックス、飾り気のないスクバに、黒ローファー。
目許に少しかかる前髪越しにうるっと気味な視線。
弟バカの竹流は思う。
小梅はマジで天使だな。
「ごめんごめん、好きなモンおごってやるから」
「……お寿司食べたい」
「りょーかい」
★二時間後
「あっあっ……タケ兄ぃ……そんないっぱぃくわえちゃ……やだ……」
竹流が住むマンション、1LDKのオサレな部屋、寝室にて。
ダブルベッドに仰向けになった小梅は、股座にすっぽり顔を埋めて深々とペニスを頬張っている竹流に上擦った声で言う。
職場でひとつ結びしている髪はアプリコット系のカラー、ピアスやブレスレットなどはシルバーに統一して、十代二十代の頃はピンクのシャツも着こなしていた竹流は。
喉奥までしゃぶり込んだカワイイ弟のペニスを上機嫌でじゅるじゅる吸いまくる。
「や……っタケ兄ってばッ」
「ン……だって久々の小梅のちんぽ、すげーうまい」
「……バカ」
「ちょっと見ない間に剥けてない? 誰かとシてんの? 彼女できた?」
「……彼女じゃないけど」
「いつの間にそんなヤラシーコになったの、小梅」
前よりもはっきり括れてきたカリ首を舌先でくすぐってやれば小梅は「やぁぁ……」と女子めいた悲鳴を零した。
「小梅、女とヤるときもそんなエロ声出すの?」
「だ……出さないっ」
「あんあん喘ぎながら剥けてきたちんぽアソコに突っ込むの?」
竹流は執拗に小梅のペニスをしゃぶりながら利き手を上制服の内側にもぞもぞ滑り込ませた。
温もっていた肌を進み、ツンツンしていた乳首を探り当てると、キュッッッ。
「あンっ」
指と指で小まめに片乳首をいぢくりながら上下フェラ、唾液を絡ませてリップ音大盛り、弟の先っぽから根元までびちょびちょのぬるぬるにする。
「あ、あ、あ……っタケ兄ぃ……」
明かりのない薄闇に小梅の甘い悲鳴。
弟を勃起させてほどよく快楽に漬け込ませると、床に跪いていた竹流もベッドに上がり、ダメージデニムを寛げた。
ボクサーパンツをずらされて飛び出たブツに小梅はばちばち瞬きする。
「挿入れる前に。小梅が濡らしてくれる?」
小梅は恥ずかしそうに伏し目がちになって、でも、コクンと頷いて。
ビク、ビク、武者震いするペニス亀頭に、ちゅっと、キスをして。
小さな舌を這わせて次男の熱い膨張を舌上に招いた。
「イイかんじ、小梅の口んなか」
イイコイイコするように頭を撫でられて小梅はくすぐったそうに目を細めた。
やがてぬるりと口内から糸を紡いで引き抜かれた次男ペニス。
恥ずかしそうにしながらも自分から足を開いて健気に待つ小梅に……捻じ込んでいく。
「や……っ」
ぎゅぅっと目を閉じた小梅は竹流に突かれるがまま華奢な体を揺らし、金曜の夜、誰にも秘密の近親相姦で夜更かしするのだった……。
★一週間後
「母さん? 小梅、こっちに来てるから。今日は泊まらせようと思う……あッこら! えッ? あ、ううん、何でも、な、い……ッ痛ッッ」
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