79 / 132
姉婿エクスタシィ-2
「ゆ、由紀也さん、な、んで、ぁっそっそこ……!」
皮からひょっこり覗く亀頭の割れ目を舐め上げられる。
シートベルトをしたままの亮輔は顔を真っ赤にして窮屈そうに仰け反った。
「亮輔くんの、きちんと剥いてあげましょうね……?」
スーツを整然と纏ったまま、由紀也さんは、皮のはしっこをは浅く啄ばむ。
そのまま皮を引き摺り下ろして先端を剥いてしまうと、露になった亀頭をこれみよがしに……しゃぶってきた。
「あっ、なっ、なんか……びりびりくる……!!」
柔らかな舌の感触がダイレクトに伝わり、亮輔は、辛抱堪らずに。
助手席シートをギシギシ言わせて感極まった末、射精した。
「ん……ん……ん」
「ふはぁ……っぁ……はぁぁ……っの……飲まれて……由紀也さんに飲まれて……っくは……ぁ!」
びくびく震える亮輔のモノを一滴残らず飲み干した由紀也さんは。
休日に自分で丁寧に磨いている靴だけを脱いで亮輔の膝上に跨ってきた。
「……ゆ……由紀也さん」
「今、ここで亮輔くんからのプレゼントを頂こうと思います」
「へ……? ……あ」
まだ息の荒い亮輔の目の前で由紀也さんはカチャカチャとベルトを外した。
次いでスラックスを下着と共にずらす。
二人の狭間に勃起ペニスが隆々と並ぶ。
「亮輔くんの童貞、私のお尻で、頂きますね……?」
熱っぽくそう囁いて、由紀也さんは、射精後即復活を遂げた童貞ペニスの先を後ろ手でぴとりと自身のアナルに宛がうと。
精液やらカウパーで濡れそぼつ硬いソレを、ゆっくり、狭い狭いアソコの中へ……。
「うはぁ……あ……っああ……!」
「あ……きてます……亮輔くんの硬いのが……」
「っ……う……うそ……ぜっぜんぶ……由紀也さんにちんこはいっちゃった……」
かつてない極上の居心地に亮輔は涎を垂れ流して悦ぶ。
「どっどうしよ……きもちいい……由紀也さんのお尻ぃ……すっごい、いいよ……」
「……私もいいですよ、亮輔くん……?」
互いにほぼ服を着たままの状態で由紀也さんはガチなるセックスを始める。
実はバイである姉婿。
亮輔が筆下ろしに気持ちよさそうに喘ぐのを満足そうに見つめながら、慣れた腰遣いでグラインドした。
「ああ……っそれ、すごい……」
「これですか?」
「ああぁぁ……それ……ちんこ、中ですっごい擦れて……あぁ……あぁ……」
「亮輔くんも……動いてみてください」
「……ど……どうすればいいの……」
「私のお尻をぎゅっと掴んで、揺すったり……ん……ガツガツ奥を突いたり……」
「……そんなことして……由紀也さん、壊れない?」
亮輔の問いかけに由紀也さんは微笑んだ。
汗ばむ頬を両手で挟み込んで、快楽で濡れた双方の双眸を至近距離で向かい合わせる。
「壊れませんから……私のこと、好きにして……?」
そう囁いて姉婿は義弟にキスをした。
狭い車内にどんどん熱がこもって窓が曇り始める。
「ああ……! 由紀也さん!!」
亮輔は言われた通りに動いた。
ワイシャツの下で剥き出しになった尻をぐっと掴み、前後上下左右に揺らしたり、腰を跳ね上げてアナルをずんずん突き上げたりした。
「うぁ……いい……っセックスきもちいい……!!」
亮輔はまた射精した。
由紀也さんに挿入したまま、滑らかな尻に指先を食い込ませ気味にし、精液を叩きつけた。
「は……ぁ!!」
由紀也さんもまた自身の絶頂を予感すると、すかさず、自分でアイロンをかけたハンカチを取り出した。
びくびく震え始めたペニスをそれで覆った瞬間。
じわぁ……とハンカチに大量の染みが直ちに広がった。
「はぁはぁ……由紀也さん……」
助手席でまだしぶとく腰を振ってくる亮輔に由紀也さんはそっと微笑みかけ、提案する。
「よかったら後ろへ移動しませんか、亮輔くん?」
運転席と助手席の隙間から後部座席へ順々に移動した二人。
前よりもゆとりあるそこで忙しげにセックスを再開する。
「あ……っあ……っあ……っ」
下肢の服を完全に脱いで大股開きとなった由紀也さんに亮輔は正常位で。
「ん……っ由紀也さんのなかぁ……ぬるぬるしてて……っ……さっきより奥まで入って、ぁ……っ……腰……止まんない……!!」
「ええ、もっと……もっと突いてください、亮輔くん……」
上半身は普段と変わらずスーツ姿のままの姉婿。
勃起したペニスを覆う、精液でぐちゃぐちゃのハンカチは大きく盛り上がっていて。
「あ……ん、すごい……」
時にいいところを突かれたら眉根を寄せて嬌声をこぼす様がとても色っぽくて。
亮輔はピストンしながらごくりと生唾を飲んだ。
「また……いっちゃいます……亮輔くんので、私……っ……もぉいきそう……です……」
「……ああっ俺もっっ!!!!」
車体が揺れるほど亮輔は加速した。
低い天井の下、上体を倒して、狂ったように腰を突き動かす。
ぬるぬるなペニスがぬるぬるなアナルをがつがつがんがん攻め立てる。
「も……だめ、いきます………!」
「いくっ出るっいくいく……!!」
誰もいない暗闇の林道、狭苦しい密室で義弟と姉婿は親族以上の愛情をとことん貪り合った。
「はじめまして、こんにちは、亮輔くん」
初めて会った恋人の弟はちょっと照れくさそうにしながらも下手な会釈を返してくれた。
その瞬間、恋に落ちてしまった。
ああ、神様、どうか私を許さないでくださいね。
罪を犯すのはわかりきっていますから、アーメン。
ともだちにシェアしよう!