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姉婿エクスタシィ-11

もしかして我に返った? 義理の弟にこんなことしたらだめだって、そんなの、今さらだよ? 俺だけ取り残すなんて、そんなの、俺がだめだからね。 俺の姉婿でいる限り、ずっと、俺のことも面倒見てくれないと……。 「ほしいです」 もぞもぞ這い上がってきたかと思えば布団から顔を覗かせた由紀也さんは未だ律儀に目を閉じている亮輔を覗き込んだ。 「お口だけじゃなくて、ちゃんとほしいです……私の奥まで……亮輔くんの元気いっぱいな生おちんぽ……」 まさかの発言に動揺している亮輔と暖かな寝具の狭間でコーデュロイパンツと下着を脱いでしまう。 上半身に纏う冬服はそのままに意味深に腰を上げる。 隆々と勃起しきった義弟ペニスの根元を支え、先端にすり込ませた自身の唾液を潤滑材代わりにし、朝勃ちをもてなしている間中ときめいていたアナルへ導いていく。 「は、あン……大きくて硬くて、熱いの……挿入ってきました、ぁ……」 満遍なくぬるぬるだった生ペニスは姉婿の肉穴へ難なく呑み込まれていった。 肉棒訪問にざわつく尻膣。 腸壁がみっしり纏わりついてくる。 「亮輔くんの朝勃ち……イイです……あン、お尻の奥でビクビクしてます……きもちイイ……亮輔くんの生おちんぽぉ……堪らない……です」 リズミカルに腰を揺さぶって窮屈な粘膜狭間で生肉棒をしごき立てる。 抉じ開けられていくアナル奥。 自分の肉穴でさらに逞しく張り詰めていく亮輔に由紀也さんもまた発情していく。 「ああ……ン……」 義弟に覆いかぶさった姉婿は色っぽく喉を反らした。 すっかり火照った体。 しなやかな肢体が見る間に汗ばんでいく。 「亮輔くん……亮輔くん……あン……会いたかった……」 「俺も会いたかった、由紀也さん」 由紀也さんは目を見開かせた。 狸寝入りにまんまと騙され、今の今まで本当に寝ていると思っていた亮輔に真下からキスされて呆気にとられた。 「っ……んぷ……亮輔くん、起きてたんですか……?」 いや、起きるに決まってるよね、布団に入ってきた時点でたいていの人が気づくよね。 ていうかさ、時間やばい、ほんともうギリギリ。 これもうタクシー使ってダッシュで滑り込まないと。 その前に由紀也さんのことちゃんとイかせてあげないと。 「あ……っ」 ぐるんと位置が入れ代わってベッドに仰向けに押し倒された由紀也さんは慌てて口をつぐんだ。 天然茶髪を額やこめかみに張りつかせ、半開きの双眸で切なげに見つめてくる姉婿の両足を亮輔は脇腹に抱え込む、そして。 「ンンン……!」 「ん……声、がまんしてね、由紀也さん……っあーーー……きッもちいーーー……っ由紀也さんのなか……すっごくヤラシイ……っっ」 由紀也さんは咄嗟に手の甲で自分の唇を塞いだ。 必死になって声を殺しつつ、ガツガツ腰を振って最奥までペニスを打ちつけてくる亮輔にどこまでも視線を奪われた。 「っ……いくよ……? ぜんぶ受け止めてね、由紀也さんっっ……!」 コクコク頷いた由紀也さんに高速ピストンをお見舞いした後、亮輔は、悶絶収縮する尻膣に義弟精液をどっくんどっくん注ぎ込んだ。 雄々しく怒張したペニスを痙攣させ、誰よりも願ってやまない姉婿に全て捧げきった……。 何とかギリギリセーフで亮輔は遅刻は免れた。 「いらっしゃいませ、あ、由紀也さん」 夕方、バイト先のコンビニへ初めてやってきた由紀也さんに照れた。 「お仕事頑張ってくださいね」 食パンと卵を買っていった彼を横目で見送っていたら店長に誰かと問いかけられて、ぽつりと、答えた。 「姉のダンナさんです」 そう。 あの人は俺の姉婿の由紀也さん。 ずっと近くにいるけど俺のものには一生ならないんです。 「亮輔くん」 レジ袋を手にした由紀也さんは名残惜しそうに、肩越しに、西日に照らされた街角のコンビニをじっと見つめた。 また会いに行きますね。 誰よりも大切な仮初の弟くん……? end

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