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カラスのコはカラス/カラス系DK総受け/兄×弟あり

私立学園に通う一年生の鴉野黒部(からすのこくぶ)は目立たない生徒だった。 彼自身、目立つことが苦手なドライな性格でもあった。 体育祭では午前中の中盤に行われる注目度の低い競技。 球技大会では補欠。 文化祭では裏方。 休み時間はひたすらボンヤリ。 昼休みはぼっち飯。 真っ黒髪で色白、教科書音読の際は「もっと大きな声で」とよく注意される。 帰りのホームルームで最後の挨拶が終われば即座に下校。 そんな黒部であったが。 妙なフェロモンでも出ているのか。 猛烈に言い寄ってくる相手がいて……。 「鴉野くんの乳首、きれい」 使用されていない空き教室の片隅。 壁にもたれて床に座る黒部のお膝に座る男子生徒がいた。 「食べちゃいたい」 黒部の隣クラスの生徒、雀ヶ森(すずめがもり)。 教室の癒し系担当、しかしたまに空気を読まない思考回路で脆弱な相手の精神メッタ刺し、なーんてこともある腹黒ちゃん。 「ン」 自分より小サイズな雀ヶ森が自分の乳首にぱくっとかぶりつき、それまで気怠そうにしていた黒部は喉を鳴らした。 色づきのいい唇の狭間で小刻みに動く雀ヶ森の舌先。 かわいらしい外見に反してエグイ。 ストライプ柄の半袖シャツが肌蹴て外気に覗いた、白肌にくっきり浮かぶ薄紅色がコリコリと硬くなっていく。 ちゅぅっと吸われ、緩く引っ張られたり、上下の唇でしごかれたり。 突起の天辺や側面を満遍なく舐められる。 もう片方にも吸い付かれ、唾液で温んだ片方を指と指でクニクニ、クリクリ、つねられては弄繰り回される。 「ん、ん……ン……」 黒部は億劫そうに痩せた喉を反らした。 際立つ骨がピク、ピク、震える。 痛いくらい勃ち上がった乳首をしつこくしゃぶられている内に盛り上がってきた股間。 雀ヶ森は嬉しそうに上目遣いに黒部の半開きの双眸を見上げた。 ちゅぅちゅぅ、美味しそうに吸っては雛みたいに食みながら、二人の制服ズボンを緩めていく。 「オチンチン、ボクも鴉野くんも、どっちもカチコチ」 教室の片隅で露出させたペニスを片手でまとめ上げ、しごく。 ヌチャヌチャ、ヌチャヌチャ、湿って濡れて音を立てる性器。 「ン、ン、ン」 頻りに壁に頭を擦りつけて乱れた黒部の前髪、見え隠れする瞼。 長い睫毛が心細そうに震えている。 ほの暗い色気に雀ヶ森は今日も魅了される。 その唇も執拗についばみ、腰を揺らして強めにペニス同士を擦り合わせ、空いている手で敏感乳首をコリコリクニクニつねりしごく。 「ッ……雀ヶ森……」 自分の唾液で濡れそぼった唇で小さく名前を呼ばれ、雀ヶ森の胸はチュンチュン騒いだ。 「うん、いかせてあげる、いっしょいこ?」 「っ……あ、あ……ン……ッ」 鴉野くん、きれい、かわいい、大好き!

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