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ゲイ専デリヘル呼んだら弟が来た-2

「反応よすぎだろ、コレ」 「ッ……」 「すぐ勃った、よっぽど溜まってた? それか弟に手コキされて興奮してるとか」 「……安吾、もういい」 ヘッドボードにクッションを立てかけて背中を預けていた正敏は苦しげに呟いた。 そのペニスは弟の利き手に捕らわれの身で。 みるみる勃起し、もう反り気味で、今にもはち切れそうになっていた。 「もういいって……!」 「恥ずかしがっちゃって。兄弟じゃん?」 「お前……馬鹿なこと言って」 安吾が持ってきていたローションを使おうとすれば「嫌だ」と正敏は断った。 確かにローションなんて必要なかったかもしれない、先走りのカウパーが次から次に溢れて先端はすっかり滑り渡っている。 カリから上を小刻みにしごき、掌に纏わりついたカウパーを全体に馴染ませるように次は竿をねっとり緩々と摩擦する、皮ごとしごく、時に睾丸も転がすように揉み上げる。 「は、あ」 もどかしげに洩れた正敏の息遣いに安吾は小さく笑った。 「リーマンって大変だなー、コレ、どれくらい放置してたワケ」 「……一ヶ月か、二か月か」 「兄ちゃんのチンポ、ぱんっぱん」 「ッ……安吾、やめてくれ」 「この括れもヤラシ。段差、えげつな」 「……安吾ッ」 下半身に何も履いていない正敏のすぐ横に座り込んだ、何一つ制服を脱いでいない安吾は「言葉攻めの練習」とほざいた。 どちらかと言えば細身の弟。 最初はソフトに、次第に強く、徐々に速度を上げていきながら横目で兄の表情をチラチラ窺っていた。 「う……ッぅ」 カノジョいたとか驚きだな。 しかもどれも長続きしなかったって。 意外過ぎて笑えるわ。 特に根拠ないけど一筋っぽいし。 浮気とかしなさそーだし。 ホモじゃないのにゲイ専デリヘル使うって、どーいうコトよ、意味不明過ぎンだろ。 「……こっちチラチラ見るな、安吾」 「あ、バレた」 「ッなぁ、もう……ほんと、もういいッ、トイレに行くッ」 「あーそろそろいっちゃう?」 キュッと、安吾は正敏の根元を握り締めた。 強い力に兄は眉根を寄せて弟を軽く睨む。 「ぱんっぱんなチンポから早くびゅーびゅー射精したい?」 リーマンをカツアゲする不良男子みたいな目つきで弟は兄を睨み返した。 「溜まったザー汁、ぶちまけてーの?」 「……お前は、お前の方こそホモなのか」 「へっ?」 焦らされてキツイながらも正敏は安吾に真剣に問いかけた。 「……男が好きなのか?」 「それはないわ」 「……」 「ホモでもバイでもないなー。俺は女子がいー。お付き合いだって女子限定だし」 安吾は根元をただキツク握り締めていた手を上下させた。 熱に満ち満ちたペニスを激しくしごいた。 「あ……ッ、安吾、ちょッ」 「いっていーよ、兄ちゃん」 「はッ、やッ、い……ッこんな、のッ」 「だから。いっていいって」 ハラハラ乱れる兄の黒髪。 やり場のない手でぎゅっとシーツを握りしめ、腰をビクビク波打たせて、歯を食いしばった。 「あ」 安吾は目を見張らせた。 自分の頬に飛び散るくらいに跳ねた精液。 「くぅ……ッッ」 シーツではなく弟の肩を鷲掴みにした兄の掌。 うわ、痛ぇ。 殴られるどころか叩かれたことないし、ケンカだってしたことないし。 兄ちゃんにこんな痛くされんの初かも。

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