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強気上司とラブホHって経費で落とせますか?-4

悲痛な自分の声と比べ、多少しんどそうではあったが、うっとり興奮した部下二人の上擦った声。 二本挿しでアナル拡張されながらも倉科は涙を振り払って怒鳴り声を。 「この……! 使えない上にぃ……っど変態部下が……!! 猫のほうがよっぽどマシだぁ!!」 「やですねー、倉科先生……? 猫はこんなことできないですよ?」 バック体位にある椎葉がまたローションを垂らしてきた。 まだ全てを埋めていない自分のペニスにも浴びせて、ぬるぬるにすると、へらへら顔をちょっと苦しげに歪ませて。 一息に倉科の奥まで。 「……あ、椎葉くんのと擦れる……」 「はーー……倉科先生のアナルちゃん……さいっこぉぉ……」 「……ア、アナルちゃんって言うなぁ……」 上司のアナル内で部下の二本ペニスが濃厚ピストンを繰り広げる。 凄まじい重量感にアナル孔は限界ぎりぎりまで抉じ開けられ、入り込んだローションを涎の如く垂れ流す。 「んむ……っぅ……んんぅぅ~……!」 真上で成す術もなく突き上げられ、揺さぶられている倉科に夢中でキスする双海。 一度も喫煙経験のない彼は倉科の口内に満ちる煙草の残り香を堪能した。 「ん……っ倉科先生……っ口のなかまで……大人っぽいです」 はぁはぁ喘いでいた倉科、双海の馬鹿げた台詞にこんなシチュでありながら言い返そうとしたが、背後からぐいっと椎葉に引き寄せられて再び唇を塞がれてしまった。 濡れ渡っていた口腔がもっと濡れて乱れる。 「は……っていうか……っ先生の唇って……えろ……」 バレーで鍛えられた全身をつかって椎葉は律動する。 処女を奪われたばかりの上司奥深くで容赦なく縺れ合う部下二人。 「うあああ! くそ……っあっあっあっ!!」 実はすでに上司に中出ししていた部下二人。 狭苦しい結合部からはローション以外にも、とろとろした白濁汁が漏れていた。 一度の射精ではとてもおさまらず、アナル奥をしぶとく突き続ける部下二人。 怒濤の揺さぶりに眼鏡が外れかけている倉科、がくがく痙攣しながらも怒声を振り絞る。 「この……っ変態変態ど変態ーーーー! どっちも就職難地獄に堕ちろーーー!!!!」 「倉科先生、訴状、これでいいですかー?」 「……期日請書、これで合ってます?」 次から次に仕事が増え、休めない倉科譲司法書士、重たい腰を抱えて出社してみれば普段はだーらだーらしているはずの部下二人が書類片手にデスクへやってきた。 むすっとしながらも書類を受け取り、ざっと目を通した倉科は。 「間違いだらけだ! やり直せ! そして今日は昼休憩なしだからな!」 いつにもましてフロアに怒鳴り声を響かせる、誰よりも一番部下を思う、強気な上司なのだった。

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