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NO 絶倫, NO 淫乱.-3

車の中でするセックスは興奮した。 「ぃや……硬ぃ……硬くて熱ぃの……奥まで来てる……っ」 深夜、郊外、静まり返って冷え込んだ山中にある展望台駐車場にて。 一つしかない外灯から離れたところに停められた車。 先程からグラグラと揺れている。 「このペニス、好き……アナルのナカ、奥まで……満たされて……」 普通車のバックシートで相手に跨って陶然と乱れているのは真希人だ。 総合法律事務所に勤務している事務スタッフ。 怜悧に整った顔立ちは冷えた夜気により、さらに冴え冴えと澄んで見える。 首筋までしっとり汗ばんで紅潮し、病みつきになりそうな色香も放っていた。 「永生さんの淫乱なナカだって、奥も入口も、すごく火照ってますよ……?」 バックシートに仰向けになって揺れ動く真希人をじっと見つめているのは琉聖である。 真希人の勤務先の顔である大物弁護士の孫であり、平日は白い詰襟を凛と着こなす高校三年生。 今日は週末でカジュアルな服装をした彼は天井の低い車内で器用に腰をグラインドさせている真希人に笑いかけた。 「僕のペニス、溶けそう」 普段は大人びた笑い方をする琉聖だが真希人の前では年齢相応な笑顔を浮かべる。 セレクトショップで揃えた、シンプルながらもさり気なくディティールに凝った高価な服を乱し、ねっとり熱く潤う肉壺ではち切れんばかりに逞しく育った肉棒を可愛がっていた真希人は、そんな笑顔に視線を奪われた。 体だけじゃなく心も痺れてくる。 一時のまやかしだ、そう自分自身に言い聞かせて快楽を追うことに集中する。 「んんん……腰、止まらなぃ……」 「止めないで、永生さん……?」 「はぁはぁ……琉聖、くん……」 「このまま一緒にいこう?」 琉聖の股間に腰を落としきった真希人は頷いた。 前後に猛烈に腰を振る。 肉孔奥まで突き挿さったペニスを軸にして小刻みに、敏感な場所に迎え入れ、狭まり合う内壁でこれでもかと年齢不相応な太竿をしごかせた。 「あ……んっ、これいきそ、ぉ……いっぱい射精しちゃぅ……っ」 「ん、僕も……っ永生さんにいっぱい射精するねっ?」 「あっあっ……ゃっ……っそんな真下から突き上げられたら……っ拡がっちゃ……っ」 「でる……っいく……っっ!」 「ああぁぁぁあ……っっ!」 ジャケットの裾に隠れていた尻を掴まれて荒々しく連打された末、大量種付けされて。 狭い車内で真希人は声も出せずに感極まった。 ブランドのハンカチに包まれていたペニスがビクリ、ビクリ、切なげに悶えて射精を迎えた。 「あ………………んっっ」 ほぼ同時に絶頂を迎えて律動を止めた二人。 窓ガラスが曇った車内に掠れた吐息が少しばかり反芻されて……。 「だ、駄目、琉聖君」 「どうして? この間もしたじゃないですか?」 達したばかりだというのに真希人を車外へ、大胆な行為に誘う琉聖。 「だって……車が……」 そうなのだ。 広い駐車場には真希人が運転してきた車と、もう一台、軽乗用車が停まっていた。 真希人達より後にやってきて、外に出ずに車内に留まっている、外灯でチラリと見えたが二人、男女のカップルのようだった。 「向こうは向こうで楽しんでるんじゃないですか?」 「だからって、さすがに外では……」 距離はあるが外で至れば、そう、バレバレだ。 バックシートで渋っている真希人に琉聖は自分のマフラーを巻いた。 少しセットが崩れていた彼の髪を敢えて無造作に崩して印象を変える。 「これなら動画撮影されてネットに流れたとしても永生さんだってわかりませんよ?」 全く笑えない。 「琉聖君……いい加減にしてください、どう考えたって無理でしょう、先生の孫だからって君の我侭全てに付き合うつもりは、」 真希人の刺々しい声は不意打ちなる琉聖のキスによって嬌声に変わって……。 「うそ……っいや……っ見られて……セックスしてるの、他人に見られちゃ……っ」 車の窓に両手を突いた、完全防寒の真希人、股間だけを露出させて悶えよがる。 彼の腰を掴んで固定し、立位でリズミカルにピストンする琉聖。 二人の吐く息が白く色づいて次から次に暗闇に溶けていく。 「寒いのに……っ永生さんのナカ、すごく熱くて、搾られてるみたい……すごくきもちいいよ……っ? ほらっ、いくところまでちゃんと見せてあげよ……っ?」 暖房が効いていた車内から外に出、山中の寒さにキュッと締まったアナルが肉棒に突かれる度、跳ね上がった真希人のペニスは透明雫を散らした。 「あっあっあっ……感じちゃぅ……っ外で突かれてるの、人に見られて……っ締まっちゃぅ……」 「んっ、もっと……もっと締めて、永生さん……!」 「は……っっ!」 寒いながらもお熱い夜を解放的に過ごした二人なのだった。

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