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今日は駅前で19時-3

「あ……っん……!」 裏通りに点々と並ぶラブホの一つに休憩で入った清瀬と槇。 シンプルな部屋にギシギシと露骨にベッドの軋みが響き渡る。 「あああ……っはげ、し……ッんぁぁっっ」 「はぁ……槇……っ」 「せめ、て……っ服くらい脱がせろッ……ぅあぁぁぅ……ッ」 これ、堪らない、このギャップ。 普段は無口で無愛想なのにセックスで我慢できなくて声上げるとか、痺れる。 「槇……もっと声、出して……?」 ワイシャツを身につけてネクタイが緩んだだけ、膝にスラックスとぱんつを引っ掛けた槇の背中に清瀬はぴったり覆い被さっていた。 腰だけが激しく波打っている。 狭苦しい肉の狭間に捻じ込んだペニスを小刻みにピストンさせ、槇の最奥に何度も亀頭で口づける。 「生でしてごめんな……?」 「うるさッ……い、一回だけだからなッ……あっあっ……んーーー……っっ!」 槇はクッションにしがみついて全身発熱させていた。 前髪がかかった双眸は隈なく濡れ渡って、奥ばかり貫かれる余り、涙まで散らした。 普段はぼそぼそとしか喋らない唇から洩れる上擦った声に掠れた吐息。 もう額に汗まで滲ませて切なげに眉根を寄せている。 「あっあっぁっぁっ……清瀬ぇ……ッ」 清瀬は至近距離から捩れる槇の顔を見つめていた。 滾っていた下半身が興奮でさらに膨れ上がる。 「もっとちゃんと突いてやるから……ッ」 上半身を起こしてベッドに両膝を突き、ぐっと掴んだ槇の腰だけ後ろに突き出させて。 清瀬はピストンに集中した。 出せるだけのスピードで、無心で、槇の後孔にペニスを抽挿させた。 「やっ……ッッ……だめっそれだめっっ……清瀬ッ……清瀬ってばぁ……ッ!」 「ッ……槇……はぁ……ッ、くっっ!!」 「ッッッ!!」 肉奥でビクリと痙攣したかと思えば内側を熱く濡らされた。 唾液でクッションを湿らせた槇は「ぅぅぅ」と短く唸って、束の間止めていた呼吸を再開する。 「はぁっ、はぁっ……ナカ……だしたの……?」 涙と唾液で滲んだ顔を向けられて、槇の最奥に絶頂を刻んだばかりの清瀬はごくりと生唾を呑んだ。 「ぬ……抜いて……清瀬ぇ」 「はぁ……ちょっと待って、槇……」 まだ落ち着かない呼吸のまま清瀬はベッドにへばりついていた槇をぐるんと仰向けにした。 「あ」 清瀬の視界に曝された槇の下半身。 まだ一度も絶頂を迎えていないペニスが脈打ちながら反り返っていた。 割れ目から溢れ出たカウパーは先端をしっとり潤し、茂みにまで雫を零している。 「……抜けって……清瀬……?」 少し怯えたような、でも火照りを孕んだ双眸で見上げてくる槇に、清瀬は……もうすっかり彼の奥で回復していた。 浅ましく腰を揺らしてしまう。 達したばかりのペニスで貪欲に槇を求めてしまう。 「ちょ……ッつけろよ? 俺の鞄に入ってっから……」

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