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今日は駅前で19時-9

財布や携帯が詰まったバッグを押しつけて、合鍵没収、清瀬は部屋から大雅を締め出した。 スーツが乱れて、ネクタイは緩み、ソファで呆気にとられていた槇の元へ舞い戻ると。 「ん……っ?」 一ヶ月以上堪えていた欲望を爆発させた。 「槇、俺もう無理、今すぐ」 「ちょ……ッソファ、狭いから嫌だ……それにゴム……」 ワイシャツ内に潜り込んできた両手で熱烈に愛撫されて赤くなった槇がそう言えば、清瀬は、自分のネクタイを速やかに解いて言い返してきた。 「これ以上俺に我慢させないで、槇」 「あ、あ、清瀬……っ……っ俺の乳首噛むなッ」 「ん。俺に嫉妬させたお仕置き」 「お……お前だって」 「うん?」 互いのベルトを外しながら清瀬が聞き返せば、久し振りに触れられてもう喘ぎそうになっている唇を手の甲で押さえ、槇はくぐもった声音で呟いた。 「最初、居酒屋で見たとき……浮気してるって……ショックだったんだからな……」 「なにこのコ食べちゃいたい」 「はぁッ?」 「あ。口に出してた?」 そのままソファで槇は清瀬に貪られた。 一ヶ月分の熱々な欲望をたっぷり体の奥底まで叩きつけられた。 「肉くさい、槇」 狭いソファの上で槇を自分自身に跨らせた清瀬は緩みっぱなしの口元をさらに愛情全開緩々にした。 「また野菜食べないで油っこい濃いものばかり食べたんだろ」 「な……何食べようが俺の勝手だ……っ」 「その分、運動しないとな?」 動いてくれない清瀬に悔しそうに歯軋りし、締まった腹に両手を突いた槇は動き始めた。 最奥まで深々と突き挿さるペニスを軸にして小刻みに腰を揺らめかせる。 大きく円を描くように回し、尻奥の内粘膜で清瀬を念入りにしごいてやる。 肌蹴たワイシャツは完全に脱げずに痩せ気味な肩を片方だけ露出させて妙な色気を匂わせる。 「それ、気持ちいい」 「ッ……お前の、熱すぎ、硬すぎ……ッ変になる……」 「もっと変になって、槇?」 清瀬は槇の腰を掴むと真下から激しく突き上げた。 エビ反りにまでなって槇はブルブルと感極まった。 いつにもまして快楽で表情を彩って、すでに白濁で濡れそぼっていたペニスを虚空で痙攣させ、清瀬にしか見せない痴態を惜し気もなく披露した。 「いやっ、いやっ、らめッ、清瀬ッ、こんな強ぃのらめ……ッッ!!」 「ほら、ちゃんと野菜食べて、レタスだけじゃなくてトマトも」 「お豆腐も体にいいですよー?」 「お前は早く実家に帰って定職に就け、大雅」 「それなんだけど。俺、槇さんのいる消費者金融業界とか向いてるかも」 「それなら永遠にニートしてろ」 「にーちゃん矛盾しすぎ」 清瀬兄弟が言い合っている傍ら、槇はポテトフライ×2を平然と追加注文するのだった。 end

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