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二名様カウンターです-4

他の誰でもない安西の熱に相澤はうっかり催した。 「布団がッ、汚れるッ」 安西が進んで始めた処理に甘えてしまった。 「う、わ」 安西が布団と毛布を床に蹴り飛ばせば自分のあられもない下半身が薄闇に曝された。 下着ごとスウェットをずり下ろされて隆々と虚空に勃ち上がったペニス、絡みつく安西の片手。 先走りでうっすら濡れて淡く艶めく骨張った五指。 色鮮やかに剥けて痛いくらい張り詰めた亀頭を集中的にしごかれるとグチュ、グチュ、粘ついた音色が立つ。 湧き滲むカウパーで濡れそぼった鈴口が親指の腹で優しく刺激される。 くっきりと際立つカリ首を指の輪で緩々と擦り上げられる。 「は……ぁ……」 緩んだ口元から上擦る吐息を連ねる相澤から安西は目が離せなかった。 横向きにした先輩の背中に再び密着して服越しに肌を重ね、触れたくて堪らなかった気持ちをじっくり噛み締めるように想いの籠もった愛撫を続けた。 「先輩、相澤先輩」 意味もなく耳元で何回も名前を呼びながら。 「ん……ッ……ん……ッ」 我慢できずに締まった肉付きの腰を揺らして喉奥から上擦った声を零す年上の相澤に興奮して仕方がない。 自分の欲に傾き過ぎて焦らすのもアレかと、安西は、ピストンを速めた。 竿から亀頭先端にかけて温んだ掌を規則的に高速上下させる。 射精欲を煽るように裏筋も小刻みに攻めて。 火照りを孕んだ耳たぶに浅くかじりついた。 「ぅあッッ」 安西の掌の中でさらに雄々しく脈打った相澤のペニス。 悶絶するように痙攣した次の瞬間、一ヶ月近く双球に溜め込まれていたモノが尿道口から勢いよく迸った。 ティッシュに飛び散った濃いめの白濁飛沫。 「あぁ、ぁ、ッ、あ、ぅ」 達したばかりのペニスを緩くしごいてみれば先端窪みに泡状の精液が次から次に零れ溢れ、安西の指に滴った。 「だ、め、もぉさわんな」 相澤は自分のペニスに五指を絡めたままでいる安西の腕を掴んで遠ざける素振りを見せた。 「それ……痛いから」 「……」 「……安西?」 解放してくれたかと思えば全力で後ろ抱きされて相澤は目を見張らせた。 体中を激しく駆け巡る熱を少しでも紛らわせようと安西は相澤をぎゅうぎゅう抱きしめる。 埃があると嘘をついては触れていた髪に鼻先を埋めて。 「安西。これ苦しいぞ」 相澤の言葉を無視して安西はため息をついた。 うなじをあたためるような熱く重たげな吐息。 容赦ない抱擁に身じろぎしていた相澤はついぶるりと背筋を震わせた。 「安西」 「今、しあわせ、です」 そんなこと言われたら会社でミスしても怒れなくなんじゃねーか、ばか。 end

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