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異世界わん!!-7

まだ明るい陽射しが窓辺からいっぱいに注ぎ込む部屋。 「カミュ……っまだ、こんな……朝だろ……っ?」 瞬く間に制服を蔑ろにされて素っ裸を強制された燎一郎はベッドに深く沈んでいた。 豊かな毛に覆われた筋肉質の上半身を曝したカミュの、それはそれは……なペニスが小さな肉孔奥に潜り込んでいる。 いつもなら香油を使用して潤滑に進めていたが、今日は準備をする余裕もなく、己の唾液を纏わせたのみで。 「い……痛ぇって……このクソバカ……!」 痛みで涙ぐんでいる燎一郎の足を鍛え抜かれた厚腰に絡ませてカミュは言う。 「このくらいの痛みがどうした」 「っ……クソバカタレ!」 「目の前でお前が消失した、あのときの私の胸の痛みと比べれば、どうということはない」 「っ……そんなこと言われたら……言い返せねぇだろッ……好きで消えたわけじゃ……」 「どうだかな。お前がかつての世界を恋しがるものだから。その感情が左右したのではないか?」 さらに両足を抉じ開けられて。 熱い熱い一塊がより奥まで突き進んできた。 カミュの、すげぇ熱い。 いつもの、なんかトロトロしたエロい油がなくて痛ぇけど、体ぜんぶ……ジンジンする。 「それなら、俺は……もうお前の前から消えねぇと思う、カミュ……」 失ったと思っていた愛しいニンゲンと再会し、その温もりに夢中になっていたはずのカミュは、鋭くも聡明な眼光宿す右目をスゥと細めた。 「それはどういう意味だ、教えてくれ、燎一郎」 垂直に立てていた上半身を倒して自分より小さなニンゲンを覗き込む。 猛烈にきつく締まる肉孔の内側で貪欲に膨れ上がったペニスを緩々と動かしながら。 「あ……っぅ……ナカ、擦れ、て……っ」 「燎一郎」 「っ……俺、コッチを……この世界を……選んだから……」 「前の世界は。お前の家族や友がいる世界はどうする」 「っ……っ……かーちゃん、オヤジ……ねーちゃんと弟……友達よりも……俺……カミュが……お前がいい……」 「……」 「俺、お前を選ぶよ……」 燎一郎は泣いていた。 泣きながら笑ってカミュにぎこちなく抱きついた。 「すげぇ会いたかったぁ……カミュぅ……」 尻膣全体が濡れそぼつような種付けと共に奥までしっかり激しく突き上げられる。 「すご……っなかぁ……カミュですげぇいっぱぃ……っ」 一向に衰えないペニスで尻孔奥を延々と溺愛されて燎一郎はずっと絶頂していた。 止め処なく種を注ぎ込まれてぽこっと膨れてきた腹に自身の蜜が飛び散っていた。 向かい合ったまま続けられる交尾。 カミュは後ろからという自分の嗜好を封じ、自分に縋りつきたがる燎一郎を甘やかし、愛の交歓に耽っていた。 「あっっっ」 自分より小さな燎一郎を抱き起こして膝上に座らせる。 力強い両手で汗ばむ尻を掴んで揺らめかせ、同時に自分も腰を振り仰ぐ。 「んあっ、あっ、あっ、あっ!」 「……私の毛を毟るな、燎一郎」 「ッ……だって……っ、ぅひゃぁんっ!」 一番奥にペニスをゴリゴリ打ちつけられて燎一郎はやはりカミュの毛を毟ってしまう。 「手癖の悪い花嫁だ」 カミュは堪らなさそうに燎一郎の頬を舐め上げた。 「っ……人の顔、舐め、んなっ……んぷ……っ!」 大きな舌で上下の唇まで舐められた。 たちまち、さらに、とろんとなる燎一郎。 落ち着くどころかどんどん激しさを増していく交尾に頭の天辺から爪の先まで蕩けていく。 「……カミュぅ……」 自分もカミュの口元をぺろっと舐めた。 斜めから甘噛みされるようにかぶりつかれて、口内まで舐められると、本当は淋しがりやな獣人に息苦しいながらも唇を委ねた。 「ずっと私のそばにいるか、燎一郎」 「ん……いるっ……ずっと……お前といっしょいる……っ」 「本当か?」 「っ……ほんと……新しい首輪……ちゃんとくれよな……?」 淋しがらせてごめんな、カミュ。 もう二度とお前の前から消えたりしねぇから。 「カミュがいれば……俺も淋しくない……」 燎一郎の愛の告白に思わず「クーン」と鳴きそうになってぐっと堪えたカミュなのだった。 end

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