発情おばかタローにのしかかられて、その馬鹿力に抗えずに。 制服を乱されて、ぺろぺろ、お股まで隈なく念入りにぺろぺろ、お尻のアソコまでぺろぺろ舐め攻め尽くしで。 「ばッばかぁッこのばかいぬッッ！」 周がいくら喚いてドタバタしようとニコニコニコニコ、相当、ユルイ頭のようだ。 「ご主人様、タローのあかちゃん、はらんで？」 「あわわわわわわわわ」 「タローのおちんちん、ここ、いれる」 「うわぁぁッばかばかばかばかッ！やめッやめッ、ッうわ、ぁ、ぁ、ぁ、ッ、ッ！」 哀れ、処女、喪失。 おばかなタローに発情ペニスを突っ込まれて、床に倒れ伏していた周、口をぱくぱくさせた。 は、は、はいってる……ッ。 なんかすげー熱くて硬くてでかいのが……ッううッ……認めたくねぇけど、タローのちんぽがはいってやがるぅぅッッ！！ 「ぬ、ぬけッ！ぬけッ！」 まるで「待て」とコールするように命じる周だが、躾がまるでなっていないおばかわんこなのか、タロー、見事にスル―。 なかなかなサイズの肉棒を処女喪失アナルにどんどん捻じ込んでいく。 未開発故に半端ない肉圧に負けじと強引にぐいぐい突き入れていく。 「わぅ、わぅ、すごぃ、すごぃ！」 周アナルの熱烈抱擁に無邪気に喜ぶ、麗しの、タロー。 美人顔をうっとり綻ばせて、真下でぶるぶる震える周に頬擦りし、根元まで埋めきってしまう。 荒々しく脈打つ興奮ペニスで不良クン主人のキツキツアナルを満喫する。 「ご主人様のおけつ、おけつ、おけつ！」 ば、ばかだ、こいつ恐ろしくばかだ。 「……ッ俺は男だッついてんだろーがッ！こんなん今すぐやめろッ！」 「ついてる？　なに？　なーに？　これー？」 痛みで萎えきっていたペニスを興味津々にもみもみされて周は「あッ！」とつい上擦った悲鳴を上げてしまった。 みちぃッッ、と締まった肉奥。 これにタローは味をしめてしまう。 「これしたらご主人様きゅーくつになった！」 自分がぺろぺろして唾液塗れになっていた周のペニスをシコシコし始める。 「あッこのやろッやめ……ッぃやだッ……ぅぅ……ああッッ」 これまで性体験が皆無だった周。 初めて自分以外の手でしごかれて、十代敏感な思春期男子の体はすんなり快感を受け入れてしまう。 ぐしゃぐしゃになったブランケットをぎゅっと握りしめ、歯を食い縛った。 後ろは痛いのに前はきもちいい。 拷問だ。 「せ……せ、せ、せ」 「ッッ！？」 自分の肉奥でさらにビキビキと膨張を始めた発情ペニスに周は目を見開かせた。 「せ、せ、精子、精子、でる」 「えッッ！？」 「タロー、ご主人様に精子だすーーー！！」 「待ッ、うそだろッ、ちょ、おいッ、こらッ、」 おばかタロー、ガチで射精した。 激痙攣する肉棒、より抉じ開けられるアナル奥。 どぷどぷと注ぎ込まれる犬神子種汁。 「えっあっうそっ……タローの精子……ッきちゃった……ッ」 腹底に溢れゆくタローの種汁に全身を打ち震わせて周は目を回した。 射精しながらピストンを始めたタロー。 ぶちまけたばかりの濃厚種汁を掻き混ぜるように執拗にアナル奥を行き来する図太いペニス。 もっと奥にまで突き入ってきた。 「もっと！　ご主人様にもっとだす！」 「やッッぃやぁぁ……ッッ！！」 とうとう女子めいた悲鳴まで上げ、周は、ぽろりと涙した。 裏切りピストンに体を揺らしながら、それでもまだ懸命に喘ぎ声を殺そうとする。 「御主人様ぁ」 「あ」 タローは馬鹿力で周をぐるんと引っ繰り返した。 急な体位移行に驚いた周は真上にいるタローと顔を合わせる羽目に。 クラス委員長の嗣巳にしか見えないタローに、羞恥が、募る。 うざいクラスメートに犯されているような錯覚に、心が、軋む。 「や……やだ、ンだよ、委員長……ッじゃねぇ、タローの……ッタローのバカ犬ッッ」 「タロー、ご主人様、好き、交尾、好き」 「嫌いだッお前なんか……ッ」 「好き、好き、好き、好き」 「んぷッ」 ぶちゅぶちゅキスされた。 ざらざらした舌が上下の唇を左右に舐めていたかと思えば、口腔に入り込んで、歯列まで舐め回して。 喉の奥までじっくり舐められた。 「んぷぅぅ……ッんんんッ」 窒息しそうなくらいの息苦しさの最中、止んでいた律動が再開される。 「交尾、きもちいい……ッご主人様、タローの……ッ」 「っっやらやらやらぁっやらぁぁぁっっ！」 「これ、タローの……ッタローのもの……ッ」 「やらぁぁぁぁーーーーッッッ！！」 「好き好き好き好き好き好き好き……ッしゃせーッするッ……タローのに……ッ種付けするッ」 周の両足を掴んだ両手にぐっと力をいれ、切なげに微笑んで、タローはまた……達した。 何度も何度も。 周の股間が精液浸しになるまで。 「あっああっあっあっぁっぁっぁっぁ！！」 激しくしごかれて周も何度か射精した。 「ぜんぶタローの」 自分の手や周に飛び散った白濁雫をタローは全て、きれいに、舐め取った……。 「ころすぅ……委員長ぉ……あ、ちが……タロー……あ、どっちも……」 気を失いかけながらも文句を言う周を残し、タローはその部屋を後にした。 雨は止んでいた。 雲間に三日月が覗いている。 マンションを出、いつの間に犬耳を引っ込め、常夜灯の点り出した道を颯爽と行く、彼。 広すぎる視野を敢えて狭めるため度の合わない眼鏡をかけると乱れていた前髪をかき上げた。 「ごめんね、深浦君」 宵闇にそう囁いて嗣巳は一人微笑んだ。