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召しませ不良くん-5

ハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッ 「ん……ん・ん・ん……は、ぁ……ぁ……あ……」 閉ざされていた周の瞼に力がこもった。 火照った頬、発熱した体。 まだ眠気を引き摺る不良クンは現状を把握できずに、ただ、悩ましげな声を。 なんだこれぇ……なんか頭がぽーっとすんな……寝冷えして熱でも出たかぁ……? べちゃべちゃべちゃべちゃべちゃべちゃッッ な、何の音だ、これ……つーか、くすぐってぇ……な、なに……? なんかいる……? 「クーン」 その声を聞くや否や周は一発で目覚めた。 開けた視界に写り込んだのは。 自分のすぐ真上に迫る……大型犬よりも大きな超大型犬サイズの……黒わんこ。 ピンと尖った立ち耳、黒ベルベットのふっさふさな毛並みに尻尾、凛としたお利口そうなおめめ。 まっぴんくのやたら長い舌が、いつの間に肌蹴させられていた制服シャツの狭間を、べろんべろん中。 素肌どころかネクタイまで……びちょびちょで……。 ぎゃあああああああああああ!!!! 周は脳内で悲鳴を上げた。 大声を上げれば教師に聞かれると、咄嗟に危険信号が働き、必死で声をガマンしたのだ。 おっ、おっ、狼!? 学校に狼出た!! 狼出たぁぁぁぁぁ!! 「あ、あっち行け!しっしっ!」 とてもじゃないがモノホン狼には通用しなさそうな対処法、自分に乗っかる黒わんこを「あっち行け」ジェスチャーで追っ払おうとする、てんぱり周。 もちろん一歩も退かない黒わんこ。 しかも今度は手をべろんべろん、してきた。 「ひっ」 「クーン」 「ッ……ままっま、まさか、えっ、んなまさか……ッ」 だって昨日はあんなにちっちゃかったじゃねぇか。 子犬だったじゃねーか。 まさかいきなりこんなでかくなるわけ……。 「……お前……タローか?」 「ぅわん!!」 嬉しそうにワンした黒わんこ、タローに、周は仰天した。 「なっなんでいきなりこんなでっかく、てか退けっ、退けよッ」 猛烈に舐められる。 両手から手首、頬や首筋、鎖骨に胸に、おへそまで。 あ・あ・あ・どうしよ。 タローに舐められて勃った。 しかも人間ばーじょんじゃねぇ、犬のままなタローに。 に・ん・げ・ん・し・っ・か・く? 「わわわっ」 器用に太い前脚で制服ズボンとぱんつまでずり下ろされてしまう。 びょんっと飛び出たペニスまで……べろんべろんされて、ぬるんぬるんにされて。 マット上でびくびく仰け反る、どう見てもエロ顔と化した不良くん。 お股に顔を突っ込んでいるタローを何とか退かそうとするものの、舐められまくりで、力が入らない。 「やややっやめろっ、このばかいぬっ」 大声を出すのは堪えて必死で小声で注意してもタローは聞く耳持たず。 昨日、自分が散々荒らしたばかりのアナルにまで舌を這わせてきた。 小さな肉孔はあっという間にタローのよだれでびしょびしょに。 「んぁぁ……っケツ、舐めんなぁっっ」 旧倉庫に情けなく小さく響く周の悲鳴。 「えっっっ」 ぐるんと容赦なく引っ繰り返されて、嫌な予感、ぶわり。 慌てて体勢を変えようとするがフサフサ巨体に乗っかられて身動きがとれない。 濡れそぼった尻の狭間にぬるりと触れた、犬ペニス。 剥き出しな肉色の勃起巨棒が……挿入ってこようとしている。 周は双眸を見開かせた。 「だっだめぇ……ッタロー、やめろッ……頼むからッ、あッ、あッ、犬ちんぽ挿入れんなぁぁ……ッああ……ッぅぁぁぁぁぁ……ッッ」 無情にも周のアナルを貫通した犬ペニス。 すごくすごく熱い。 すごくすごく太い。 「ひーーーっ……あっあっあっ……太過ぎ……ッさっ裂けるぅぅッッ」 縋りどころのないぼろマットに額を擦りつけて、周は、声を殺すために自分の腕をがぶっと噛んだ。 平均体型の周にすっぽり覆いかぶさったタロー。 分厚い腰を猛烈に動かしている。 正しく交尾。 種付けを本能とする獣の動きだ。 「ふーーーッふーーーッ!」 ぎゅうううっと目を瞑って自分をがぶがぶする周。 究極拡張に勃起していたはずのペニスが萎えていく。 許容範囲を超えた侵入物に体内を蹂躙されて、牙に囚われた獲物さながらに全身をビクビク痙攣させるしかない。 死ぬ、死ぬ、ガチで死ぬ。 まじで死ぬ五秒前だ、コレ。 「んーーーッ……んんんんッ!んんんんッッ!?」 自分の体底でさらに野蛮に膨れ上がった犬ペニスに周は身を竦ませた。 次の瞬間。 まるで勢いある放水の如く精液をアナルに注ぎ込まれた。 結合部から濁音を立てて零れ出るほどの大量ぶり。 濃厚汁が内腿をだらだら滴り落ちていく。 「んん゛んん゛ん゛ッッんぐぅぅ゛ぅぅ!!」 じっと静止したタロー、反対に身の内で荒ぶりながら子種を大解放中の犬ペニスに周は涙が止まらない。 やがてどろどろなアナルから巨棒が引き抜かれていった。 鮮烈な余韻に下半身を蝕まれて起き上がることができずに、まだ腕を噛んだまま周がビクビクと痙攣していたら。 「ご主人様」 するりと背中に擦り寄ってきた彼。 かろうじて背後に目をやれば、人の姿になった、つまり委員長くりそつな犬耳で黒服のタローがそこにいた。

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