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召しませ不良くん-7
授業がだりーからちょっくらサボりに来ただけなのに。
ともだちが少ない高校一年生の不良男子、周は保健室に来たことを後悔していた。
「クーンクーンクーンっ」
ピンと尖った立ち耳、黒ベルベットのふっさふさな毛並みに尻尾、凛としたお利口そうなおめめの黒わんこに乗っかられて。
まさか昼下がりの保健室で強制交尾を喰らうなんて思ってもみなかった。
大型犬よりも大きな超大型犬サイズの彼は愛らしい鳴き声とは裏腹、獰猛な腰フリで周のアナルに犬ペニスをズコズコ突き入れる。
逞しい激熱勃起巨棒で腹底を連打される。
ハァハァと獣の息遣いをうなじに浴びながら尻の奥をメチャクチャにされる。
「んぐぅ、ぅ、ぅ、ぅッッ!!」
普段は愛想がなくて、目つきが悪くて、協調性ゼロの、茶髪にピアスにタバコぷかぷかな周は枕に顔を押しつけて懸命に声を殺した。
保健室の先生は留守、隣に並ぶベッドには誰も寝ていない。
しかし、いつ、誰がやってくるか。
「やめッ……やめろぉッ、このクソ犬ッ、バカタローッ、犬ちんぽ抜けぇッ」
そう。
周はこの犬にタローと名付けて、出会った当初は、それはそれは可愛がっていたのだ。
最初は可愛らしい子犬の姿をしていた。
雨の日、段ボールの中で心細そうに震えていた。
それが今は。
「ひッ……やらぁッ……犬ちんぽッ、おっき過ぎてやらぁッ!」
それはそれはどでかい黒わんこ姿となって周の尻に本能のまま……!
「ひッッッ」
アナル底で激しく弾けた犬ペニスに周は舌まで出して悶絶した。
どっくんどっくん、どっくんどっくん、アホか、というくらい注ぎ込まれる。
たちまちスペルマ泡塗れになる不良男子のアソコ。
奥深くまで突き刺さった犬ペニスがビクン、ビクン、肉壁の狭間で荒々しく脈動した。
「ふーーッふーーッ……ふーー……ッ」
とろとろ塗れなアナルから犬ペニスが糸を引いて退いていく。
周は脱力した。
枕にうつ伏せて、ヨダレでべしょべしょになった生地に向けて掠れた呼吸を繰り返した。
「ご主人様」
真っ赤になった耳元に落ちてきた声。
億劫そうに肩越しに見てみれば、犬耳を生やした、女性向け乙ゲーにでも出てきそうな、男のくせに美人な顔がすぐ真後ろに迫っていた。
「タロー、いっぱい、いーーっぱい、だした」
自分が毛嫌いしているクラスの委員長にそっくりな顔をしたタロー。
何でも犬神と人の混血だとかで、犬、人、どちらの姿にもなれる。
しっかし、なんでまた委員長似なんだ……クソ。
「うるせぇ……ッ早く退け、このバカ犬ッ、いつ人が来るか……」
腰から下が痺れている周が不機嫌そうにそう言えば、タローは、にっこり。
「タロー、まだご主人様と遊ぶ」
奥までとろとろぬるぬるなアナルに興奮ペニスがあてがわれたかと思うと。
ずんッッッッ!!
一気に最奥まで貫かれて周は……アヘ顔寸前に。
「ご主人様、まだまだ種付け、交尾、交尾」
タローは上機嫌で下卑た腰遣いで周のアナルをガチ突きし、ピアス耳をべろんべろん舐め上げた。
シーツと肌身の間に両手を捻じ込んで不良乳首までぷにぷに抓ってくる。
耳の穴に舌先を突っ込んできたかと思えば、耳たぶにしゃぶりつき、ピアスをコリコリ刺激してくる。
「やや、やめッ、あッ、あんッ、やらッ、ピアスんとこ、コリコリすんなぁ~~ッ」
やべぇ。
やっぱ、人型タローとの交尾、きもちいい。
意識、もってかれそーだ。
萎えてたちんぽ、もうギンギンだ。
「あんッ……あんッ……!」
「ふぅふぅ……ご主人様、かわい、タローの、タローの!」
「あぁあぁあッッ!」
「精子でるッ、精子でるッ、精子でるッ!」
尻奥を興奮ペニスでゴリゴリされて我慢できずに嬌声を上げる周。
愛しの不良クンにきつぅく締めつけられて口元をやんわり綻ばせたタロー。
「ご主人様、タローの精子、受け止めて」
「やッやッやッ……タロー……ッッ!!」
ガラリ!!
仕切りのカーテンの向こうで聞こえた扉の開閉音に二人の動きがぴたりと止まった。
「あれ、先生いないね」
「職員室? なーんだ、サボる理由せっかく考えてきたのに」
不届き女子生徒がどうやら二名、周と同じくサボりにきたらしい。
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