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ご主人様はペット希望!?-3

春は満開のソメイヨシノに抱かれる桜ノ森学園。 学園随一の美貌を誇る有栖川玲は渡り廊下を一人歩んでいた。 その麗しさの余り、吹き渡る風に乗って舞う葉が薄紅の花片のように見え、周囲にいた生徒達は「桜ノ神」による幻影にうっとり見蕩れるばかり。 そんな幻影を無粋に乱すように渡り廊下の向こうから騒がしい一行がやってきた。 「事故ったって聞いたけど平気なわけ!?」 「てかなんかクルヤン雰囲気変わった!?」 向かい側からやってくるのは緒賀狂也とその同級生達だった。 先に耳で会話を捉えていた玲は少し驚いて、そちらへ目を向ける。 「…………」 視線を向けられた狂也は玲と目が合うと前髪越しに微かに笑んでみせた……。 堅牢なる立派な門扉と煉瓦壁に守られた有栖川邸。 両親のいない夜、二階奥の部屋、軋み続けるシングルベッド。 玲はバスローブを乱して色っぽいエロボイスを小刻みに響かせる。 「あぁぁ……ん……っアンジェラぁ……あぁぁぁん……」 ひんやりした外気に丸出しとなったお尻に打ちつけられるのは、肉色の、わんこぺにす。 ご主人様に乗っかった愛犬アンジェラが興奮マックス状態で腰を振っている。 アナル内でさらにわんこぺにすをどんどん膨張させ、狭い肉穴の奥を貫いてくる。 スプリングに這い蹲った玲は腰だけを高く突き出すという扇情的なポーズで愛犬に身を許す。 バターを使用せずとも足を開けば、それを合図と見做し、アンジェラは飼い主と淫らな戯れを始めるようになった。 四つん這いになってお尻を向ければ腰に乗っかり、粗相もなく、一発的中でわんこぺにすをアナルに突っ込むようになった。 シーツをぎゅうっと握り締め、カウパーでペニスをとろとろにして、玲は麗しい美貌を歪ませる。 「あっあっあっ…………あぁぁぁぁぁーーーーー…………!!」 わんわん射精が始まった。 ここからが長い。 ぱんっぱんに膨張したわんこぺにすが、まるで火を消す放水の如く子種を解き放つ。 「は……っぁん……あぁぁん……っ」 種付け本能のため長々と子種汁を注ぎ込まれて、もどかしげに身をくねらせながらも、玲は涙で霞む双眸で遠くを見つめた。 ずっと頭の中に彼の微笑が引っ掛かっている。 いつもの緒賀君じゃなかった。 事故に遭ったようだけれど。 そのせいだろうか? あの妙な既視感はいったい……? きぃぃぃぃい 玲は目を見開かせた。 全身に満ちていた火照りが一瞬にして醒める。 背徳的快楽で急いていた鼓動が驚愕と衝撃で早鐘のように打ち始める。 かつてない緊張に漲りながらも、恐る恐る、そちらへ目を向ければ。 部屋のドアの前には狂也が立っていた。 わんわん射精は長い。 その間、わんこぺにすは凄まじいまでに膨張し、下手に中断してアナルから抜こうとすればナカを損傷する恐れがある。 だから玲は動くことができない。 「金曜日の夜、お父さんとお母さんは愛人と会うから帰ってこない、そしてキッチンの裏口は唯一セキュリティがかけられていない、おまけに家政婦のおばさんはうっかり鍵をかけ忘れることがよくある」 「……ど、して……」 「どうして知っているのかって?」 制服姿の狂也は微塵の躊躇もない足取りでベッドまでやってきた。 硬直している玲を覗き込み、そっと言葉をかけてやる。 「僕は玲のことなら何でも知ってるよ」 それから狂也はもっと玲が驚く真似に至った。 壁際に置かれたチェストへ歩み寄ると、下から二段目の棚を迷わず引き出し、あるものを取り出してきた。 「今の首輪だと大きいだろうから昔の首輪にしておくね」 前にアンジェラにつけていた、赤い色をした革の首輪を玲に装着する。 勉強机横に下げていたリードを持ってくると、首輪にとりつける。 あれだけ狂也を敵視し、交尾の場に割り込んできた侵入者にアンジェラは無反応でいる。 玲に乗っかってわんわん射精をひたすら続けている。 「あ……っん」 「気持ちいいの、玲?」 ぐいっ 短めたリードを強く引っ張られて、玲は、至近距離で狂也と目を合わせることに。 「そいつに精液流し込まれて気持ちいいの?」 恐怖や怯えに巣食われるどころか。 玲はこの有り得ない、想像もしえなかった状況におかしなくらい感じてしまっていた。 これまでに見たこともない眼差しを紡ぐ狂也を間近にし、甘い震えに犯されっぱなしだった。 狂也は微笑みを浮かべたまま制服のズボン前を寛げてペニスを取り出した。 勃起している。 筋を走らせ、くっきりとカリの際立った、剥けきった男らしいペニス。 リードで上向かせている玲の瑞々しい頬に充血した亀頭をぴたぴた押しつけてくる。 なんともいえない匂いに、感触に、玲はぞくぞくする。 他者のペニスがこんなに接近するのは初めてだった。 「……んぅ……」 ぬぷぬぷと上下の唇を割ってペニスが口内に押し込まれる。 リードで動きを操作され、喉奥までくわえ込むようなフェラチオを強制される。 「んんぅぅぅ……っんくっ……んむぅぅ……っ」 どうしよう、どうしよう。 緒賀君の、もっとほしい。 アンジェラにどくんどくん射精されながら、玲は、目の前のペニスをむしゃぶるのに夢中になった。 半開きの双眸を卑猥な熱でとろんとさせ、冷えていたはずの全身に前以上の火照りを宿らせて、ご奉仕した。 狂也はなかなか射精に至らない。 ひたすらカウパーを滴らせ、玲の唇や舌、下あごをたっぷり濡らしていく。 「は……っおが、くん……っ」 「その名前で呼ばないで、玲」 ペニス舐めに溺れていた玲は急にトーンを落とした狂也の声音に顔を上げた。 狂也は、どこか寂しそうな眼差しで玲を見下ろしていた。 「……あっふぁぁ…………ん、っ」 玲の柔尻がぷるるんっと揺れた。 やっと射精を終えたアンジェラがわんこぺにすをずるるるる……と引き抜いたのである。 「……あ、アンジェラ……今日も……よくできた、ね……」 「その名前で呼ばないで、玲」 同じ台詞を吐き出した狂也はアンジェラを見据えた。 怯えたアンジェラは慌ててベッドを降りて部屋の隅で丸まってしまう。 愛犬の尋常でない怖がりぶりが気になって後を追おうとした玲は、ぐいっと、リードで引き戻された。 「あ…………!」 息苦しさで一瞬意識が飛びかけた玲は次の瞬間ベッドに仰向けに押し倒された。 かろうじてバスローブを引っ掛けたままでいる玲の真上に狂也が。 愛犬のもので溢れ返ったアナルを彼のペニスで一気に奥まで貫かれた。

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