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おすふぇろもんではらませて-6

「まさかお前があんな……反則だろ」 やっと日高は口を開いた。 今は社に深々とキスされている時生を抱きしめたまま低音の声色で後ろから話しかけた。 「教師失格だな、いや、人間やめるべきレベルだよな」 聞いているのか、いないのか、身勝手なオトナに振り回されている平凡男子を改めて抱きしめる。 曝された肌を辿る大きな掌。 射精して解放できずに興奮を留めたままのペニスを、きゅっと、握り締める。 「ッ……せんせ……っ」 堪らずキスを解いて仰け反った時生に、切羽詰まった呼びかけに日高は背筋をゾクリさせた。 「さ、さわっちゃだめ、です……おれ……」 「楽にしてやるから」 「っ……そんな動かしちゃ……っあっ、あっ、あっ……!!」 「そうだね、乱と鏡はこういうことができないからね……」 「ひゃ……っっ」 正面にいた社に胸の突端をそっと食まれて、日高の大きな掌にしっかりしごかれて、オトナ二人の狭間で時生は切なげに身を捩じらせた。 びゅくりと淡く色づく天辺から迸った精液。 悲鳴を上げるように哀れに痙攣した性器。 それでも愛撫をやめない日高と社。 むしろ身勝手な欲望が一段と膨れ上がった。 「もう窮屈になってるな、さっきまであんな……迎え入れてたのに」 「それだけ性フェロモンの効果が強かったんだろうね」 二人の指にそれぞれ貫かれて、探るような抜き挿し、とうとう探り当てられた性感帯を頻りにくすぐられて、時生は嫌々と首を左右に振った。 「先生、社さんもっ……おれ、むりです……っむりだから……っ」 嫌がられれば嫌がられるほどなんとやら。 こんなにも傲慢で猛烈な性欲に心身を乗っ取られるのは初めてで成す術のない日高と社。 「乱と鏡は受け入れたのに僕と日高は無理なんだ?」 友人の意地悪な問いかけに心身を竦ませた生徒をあやす教師。 「俺達は獣じゃない。理性も分別もある、その分失ったらタチが悪いってことだ……お前はお前で、信頼を裏切られて心が途方に暮れるよな、雨宮……」 黒虎の交尾にはなかった細やかな愛撫、熱もつ囁き、途方もない現実感。 過剰なくらい捌けたテクニックに体は延々と火照って、感情は確かに居場所に迷って、時生はぐすぐす泣き続ける。 今にもふやけそうな双眸で日高と社をうるうる見つめた。 「……こわいです……もうシたくないのに……」 獣男根をかわるがわる咥え込み、性フェロモンをすりつけられたお尻奥をジンジン疼かせて、とうとう二人に自ら縋りつく……。 「おれの体……変……変なの……」 ランプの光が届かない隅の暗がりに同化していた漆黒の黒虎双子。 爛々と光る鋭い眼が見つめる先には。 「あっっ、あっっ、やっっ……あっっ……!」 服を脱いだオトナ二人に先程よりも濃密に挟み込まれて頻りに揺さぶられる時生がいた。 床上であぐらをかいた教師の膝上に背中から座り込んだ生徒。 大きな両手に膝裏を持ち上げられて規則的に突き上げられる。 虚空でピクピクと悶えていたペニスは社の真っ白な手に抱かれていた。 クチュクチュ、天辺付近をしごかれる。 時にキスされたり、長く繊細な指で乳首をいじくられたり、耳たぶを甘噛みされたり。 ジンジンと疼いていたところを日高の逞しいペニスで激しく擦り上げられる。 力強い脈動がお腹の底を執拗に打ち震わせる。 「僕の上に来てごらん」 続けざまに社と繋がった。 向かい合った座位、たどたどしく視線を上げてみれば冷ややかに整っているはずの顔は熱を孕み、切れ長な目も重たげに濡れて、物欲しげに時生だけを見つめていた。 黒虎双子のときと同様にかわるがわる時生に出入りする造形豊かなペニス。 大きさや太さは獣に劣るが起伏のある絶妙な動きは仮膣に的確に快感を刻んできた。 「はぁ……ッ」 「ッ……雨宮……」 時折洩れる二人の息遣いにまで時生は感じてしまう。 すでに探り当てられていた快感ポイントを露骨に攻め立てられて、なされるがまま連続して達した。 肌の上に次々と解き放たれていく日高と社の白い絶頂。 普段の物腰からは想像できない、射精する瞬間、牙剥く獣じみた様に成り果てる二人。 先生も、社さんも、違う人みたい。 鏡と乱みたい……。 「俺が鏡に? コイツみたいに騒々しくないだろ」 「乱と僕が? それは光栄だね」 午後の風が涼しげに吹き抜ける竹林の狭間でそれぞれ戯れ合う彼ら。 「もうちょっとで描き終わります」 みんなに一番愛されている時生は夏休み一番の水彩画をもうすぐ描き上げる。 end

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