142 / 195
おすふぇろもんではらませて-3
それはそれは不思議な黒虎という獣の子を二頭も授かった小松原。
兄はジェンガ、弟はアベルと名づけた。
二頭はすくすく育った。
黒虎の成長は早いのだ。
兄弟はあっという間に若い雄となった。
そして。
「ああ……っこんなのだめだよ……!」
小松原ママに過剰な親愛の情を注ぐようになった。
「あっ! あっ! あんっ!」
キッチンのシンクにしがみついた、会社から帰ってきたばかりで疲れ果てていたはずの小松原。
すぐ背後にはジェンガが迫っている。
ワイシャツ越しに背中に両前脚を乗っけて、剥き出しの尻に向かって、腰を振っている。
やはり成人男性サイズを遥かに上回る黒虎の黒ペニスが小松原のアナルをぬこぬこずこずこと行き来していた。
「こんなのっ……近親相姦になっちゃう……俺、おかあさんなのにぃ~~……!!」
小松原がいくら喚こうと、ジェンガは澄ました表情で、黒豹によく似た、しなやかでありながらも力強い体を盛んに波打たせる。
肉粘膜を隈なく極太ペニスで擦り上げられる。
ちなみに兄弟は大きくなりはしたが、まだ、成獣には至っていない。
つまり射精に及ぶまでには達していないのだ。
「んんん……っこらぁ……ジェンガ……っ」
ぎこちなく背後に顔を向ければべろんべろんと無邪気に舐めてくるジェンガ。
その腰遣いは無邪気と呼べるものではなかったが。
「うーーーーー……っっ……すご、い……っっ」
母親とのスキンシップに励んでいたジェンガは、ふと、気分が乗り始めた小松原から身を退かした。
代わりに弟のアベルが床で爪を鳴らしてやってくる。
兄の獣男根が行き来していたばかりの、くぱぁぁ…………とだらしなく開かれた小松原ママのアナル。
アベルの黒ペニスが難なく呑み込まれていく。
「ひっ……あっ……アベル……っ」
この弟アベルには噛み癖があった。
もちろん甘噛みだが。
「ひっっっ」
ぐるぐる言いながら小松原の肩や首筋をぱくぱく噛んでくる。
ざらりとした舌端の感触に小松原はぶるっと背筋を粟立てた。
獣のいとし子をとことん甘やかしてしまう小松原。
すると、そこへ。
ちゃんと前脚でチャイムを鳴らして通い夫のジェシカがやってきた。
「あああ……っ……あなたぁ……っ」
ベッドで小松原が高々と突き出した尻に穿たれる巨大な獣男根。
すでに放たれた成獣スペルマでぶくぶく泡立つアナルをロングストロークで激しく突きまくっている。
変わることないジェシカの猛攻に小松原は咽び泣いてシーツを握り締めた。
「はひぃっ……っこんな奥まで突かれたらっっ……ずっといっちゃぅ……っっ」
絶頂状態を強いられた小松原の勃起ペニスは精液を小刻みに弾き続けている。
息子たちより硬く、太く、熱い精液獣男根は肉粘膜上をとろとろにさせ、卑猥な音色を紡ぎ、鼓膜さえ快楽に蝕まれる。
ワイシャツの下で乳首は痛いほどに勃起して。
突かれる度に胸の奥底がきゅんきゅんした。
ジェシカは愛しい伴侶に種づけしようと獰猛に腰を振る。
が、実は密かに避妊薬を服用している小松原。
毎回孕んでいてはキリがないので、止む無く、その手段に出た。
ごめんな、ジェシカ。
だけど好きなだけ交尾していいからな?
「ひぅぅぅぅん……!」
さらに奥の奥まで熱飛沫が注ぎ込まれる。
肉粘膜を掻き分けるようにしてぐいぐい捩じ込まれた黒ペニス、その先端から迸った精液が、こぷこぷこぷこぷ奥底に溜まっていく。
「あんぅぅぅ……あついぃ……おなかのにゃかぁ……ジェシカのみるくであつぃぃ……」
兄弟二頭はお行儀よく部屋の隅で並んでいた。
ベッドへ近づこうとすれば父親のジェシカから容赦なく威嚇されるからだ。
爛々とした金色の眼で、まだ若い雄二頭は両親の交尾を興味津々に見つめている。
息子達に見せつけるようにジェシカは我が物顔で小松原との熱烈な交尾に励む。
「あっあっあっあっあっあっ!! もっとおれとっ……いっぱいいっぱい交尾してっ……ジェシカぁぁぁ……」
終わらない射精ピストンに、壊れそうなくらい、小松原は溺れた……。
「子供はしばらく無理だけど、愛情はいっぱいいっぱい……あるからな、ジェシカ?」
ジェンガとアベルに膝枕してやりながら、ジェシカの腹に頭からもたれた小松原は頭上に笑いかける。
ジェシカは掲げられた小松原の手をぺろぺろしながら、こっくり、頷いたのであーる☆
ともだちにシェアしよう!