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実験室で、触手先生と/触手先生×生徒
■雰囲気暗め
草加 は同じクラスの公平が好きだった。
クラス委員で、誰にでも分け隔てなく優しくて、いつだって笑顔の公平が。
放課後、そんな公平が顔を曇らせて俯きがちに歩いているのを見かけ、草加は思わず足を止めてしまった。
草加の前には非常勤の化学科目実験助手の男がいた。
彼こそいつも俯きがちで陰気くさく、生徒とは一切口をきかない。
なんで公平があいつと一緒にいるんだろう?
気にはなったが、塾の時間が迫っていたので、草加はその場を後にした。
中高一貫教育の学園の門を抜けて下校する。
そういえば、あいつ、変な噂があった。
左手の指が六本あるとか。
草加は立ち止まった。
急に踵を返すと、来た道を足早に戻り、白と青に統一された美しい学び舎に戻った。
公平のあんな顔、見たことがない。
草加は校舎片隅にある実験室に辿り着いた。
夕闇に浸された人気のない廊下、辺りはシンとしていて、部活生も帰宅した今の時間帯だと校庭から聞こえてくる声もない。
実験室の前後のドアには小窓がとりつけられている。
明かりがなく、ここに二人がいる確証もなく、とりあえず草加はちょっと背伸びをして。
小窓から中を覗いてみることにした……。
「ぁ……っせん、せぇ……っ」
学び舎と同様、白と青を基調とする制服を乱して公平は喘ぐ。
繊細な試薬のため暗幕の引かれた実験室。
一箇所だけ覗く濃い夕日を反射した窓を背にして、公平は、パイプ椅子に座っていた。
いや、正確にはパイプ椅子に座る実験助手の膝上に座っていた。
公平にはたくさんの触手がたかっていた。
大小様々なサイズの、ミミズによく似たもの達が、曝された肌に纏わりついている。
ズボンも下着も履いていない下半身に特に集中している。
限界まで抉じ開けられた公平のアナルに五、六本のぬめぬめした触手が突き刺さっている。
幾重にも太腿に巻きついた細いもの達に大股開きにされてアナルを攪拌されている。
ペニスも囚われの身だ。
睾丸ごと巻きつかれて、根元をぎちっと堅結びされて。
極細のもの達が三本ほど尿道口にまで侵入している。
喘いでいた唇にもぬるりと伝ったかと思うと、ぐぷりと、太い一本が入ってきた。
「んぷ……」
公平は甘えた声音を出す。
フェラチオに至るように口内の触手を夢中でしゃぶりだす。
実験助手の唇が声もなく三日月のかたちに歪んだ。
触手は彼の左の白衣袖口から生えている。
普段は左手に擬態している触手を公平に解き放つ実験助手。
公平は全身でもって受け止める。
普段は閉ざされているアナルを思う存分拡げきって、触手達は己の粘液を絡ませ、激しく行き来する。
深い奥までぬっぷり満たす。
拡張した尿道底に直接振動を送り込んでやれば、公平は、さらに肢体を痙攣させた。
「んぐっ……ふぅっ……ふぅっ……」
苦しげに鼻腔で息をしているが、その双眸は尋常ならぬ快楽で蕩けきっている。
時に自ら腰をくねらせては触手との摩擦を愉しみ、噛みつかんばかりにぎちぎち締めつけてくる。
口腔から触手が引き抜かれると卑猥な舌先が名残惜しそうにその後を追いかけた。
「せん、せ……っおれ、もぉ……げんかい、むり……いきたいよ……いかせて……?」
まるで恋人に甘えるような声色で背後の実験助手に頼む。
白衣に背中を擦らせて、蕩けた双眸で上目遣いに彼を見上げた。
「……ンんぅっ」
去ったはずの触手が再び公平の唇奥へ舞い戻ってきた。
代わりに、ペニス根元に硬く結びついていた触手が、尿道拡張に及んでいた触手が、離れていく。
その瞬間。
公平は射精した。
とろりとした、あたたかい、滑った精子の群れを迸らせた。
「んんんっっんっんっんぐぅっっんんんん!!!!!」
危ういほどに全身を痙攣させて食い千切る勢いでアナル奥の触手を公平は圧迫する。
細い触手に器用にペニスをしごかれて、まだ、床に精液を垂れ流し続ける。
しまいには放尿にまで及んだ。
弧を描いて湯気立つおしっこをひくつくペニスから出す。
「んん……っはぁ……はぁ、あ……っおしっこしちゃった、ぁ……ふぁぁ……」
唾液の糸を幾筋も連ねて去った触手に笑いかけ、実験助手の膝上で、開けっ広げに尿飛沫を全て放ち切る。
「せんせぇ……せんせ……」
「はい、プリント」
「ああ、文化祭アンケートのやつか。ありがと、草加」
公平は笑って草加からプリントを受け取った。
今日も実験室に行くのかな?
左手が触手のあの男に会いにいくのかな?
ねぇ、公平?
end
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