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【わんこ】カモン犬神様!!/式神わんこ×学生服ツンデレ少年

人間の欲望で退廃しきった首都ミヤビ。 魔界の穴から湧いてくる魔獣達に立ち向かうは、一人の少年。 「噛み砕け、滅ぼせ、奴愚丸!!」 学生服にインバネスを羽織った(ゆう)やに仕えるは、彼の式神犬妖、奴愚丸(どぐまる)だ。 ガルルルルルルゥゥッッ 山犬が巨大化したような漆黒の奴愚丸はアスファルトを蹴って恐ろしい魔獣達に立ち向かう。 首都ミヤビを守る夕やと奴愚丸。 一人と一体を繋ぐのは一つの契約だった。 「ん……奴愚丸……」 建ち並ぶ集合住宅の一室にて。 六畳和室、そこに敷かれた布団の上で学生服をはだけさせた夕やは抑えきれずに恥ずかしそうに声を上げる。 下着とズボンがずり下ろされて曝された股間に奴愚丸の長い舌が這う度、咽び泣くように呻吟した。 一つの契約、それは、夕やが奴愚丸に体を差し出すことだった。 奴愚丸の荒く短い息遣いが薄暗い和室に規則的に響いている。 ざらついた鮮やかな色をした長い舌が、十六歳のペニスを、何度も何度も舐め上げる。 「ん……だめ、もう……出そう、だ……」 長い前髪が片目を覆う、細身で華奢な夕やは、艶めく唇から弱音を吐くと下肢に覆い被さっている奴愚丸を見上げた。 「な、もういいよ……とっとと済ませろ……」 はだけた学生服もそのままに四つん這いになる。 漆黒の奴愚丸が聡明な鋭き眼で見つめる中、緩々と足を開き、露出した後孔に自ら指を。 「ほら……指、入るだろ……毎晩、奴愚丸のデカイのでぐちゃぐちゃにされてるせいで……緩くなっちまったんだよ」 中指と薬指を根元まで埋め、出し挿れし、すっかり弱くなってしまった前立腺を刺激する。 「ほら、見ろよ……んっ……お前のせいで、指、何本も入るようになった……むかつく……」 そのとき。 奴愚丸が動いた。 「あ……」 真上にやってきた奴愚丸に、次の行為を察した夕やは、後孔から三本の指を抜く。 いきり立つ獣男根が視界に入ると、一段と頬を紅潮させ、その瞬間に備える……。 ものものしげに脈打つ人外肉塊が華奢な夕やの内側に呑み込まれていく。 グルルルルルル………… 奴愚丸は雄々しい唸り声を立てながら、己の肉杭を、主人である少年に突き刺していく。 生温かい獣の息遣いが首筋に触れて、夕やは、ぎゅっと目を瞑った。 「ううぅぅ……っ……くそっ……っ」 奴愚丸の獣男根がすべて夕やのアナルに突き立てられたかと思うと。 伴侶に種づけするような勢いで唐突に激しい突き上げが始まった。 生々しい肉色の獣男根が夕やの尻穴を猛然と犯し始めた。 「あんっ……どぐまるっ……っら・め・ぇ……っ」 主の「だめ」という一声を聞き取った奴愚丸。 嘘のように、ぴたりと、突き上げが止まった。 伸ばされた舌が、べろりと、背筋から首筋を舐め上げる。 「あ、ん……ちが……違うって……奴愚丸……」 夕やは腸壁を埋める相当な質量に眉根を寄せ、ふてぶてしげに笑った。 「いいんだよ……オレに種づけするまでやめんな……そういう契約だろうが……」 グルルルルル………… 主の言葉を解した奴愚丸は、大きな耳をピンと立て、フサフサした尻尾をぴしゃりと一振りすると。 荒々しい突き上げを再開した。 腰だけを高々と浮かし、布団にしがみついた夕やは、とうとう堪えきれずに甘く甲高い声を喉奥から迸らせた。 「んやぁっっっ……どぐまるのっ……すっごぃ……」 全身の毛を波打たせて奴愚丸は夕やとの交尾に耽る。 背筋を上下に甲斐甲斐しく舐めながら、主人のアナル奥深くまで獣男根で余すことなく可愛がった。 「あんっ……へんに……なっちゃ……っ……もぉらめっっ……オレのお尻っっ、女の子化しひゃぅ……」 主の命令をすでに解していた奴愚丸、今度は中断せずに下肢全体を揺らめかせて荒々しい猛攻に及んだ。 「あ・あ・あ・あ・らめ・らめ・らめ……っっ……いっちゃう、ほんといくっ、いっちゃうっ、どぐまるっっ……!!!!」 グルルルルルルルルゥゥゥウッッ 奴愚丸が裂肉歯を剥き出しにして唸るのと、夕やが感極まったのは、ほぼ同時だった。 一人と一体はほぼ同時に達した。 ツンを放棄してデレ全開、甘えたな声を出しまくって射精した夕やに、どくんどくん、熱飛沫を叩きつける奴愚丸。 「あ……あん……やん……奴愚丸に……また種づけされて……」 達しても尚、最後の一滴まで注ぎ込もうと奴愚丸はしぶとく腰を打ちつける。 未だ子種を放ちながら執拗に腸壁を擦り上げてくる獣男根に夕やは細い肢体をぶるぶる震わせた。 「犬の女の子だったら……とっくに奴愚丸の赤ちゃん……孕んでるよな……」 ぼんやり呟いた主の唇を舐めて、奴愚丸は、クーンと鳴いたのだった。

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