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夜のパトロールは危険がいっぱい!?気をつけて!触手青姦にご注意!!-2
「鈴木君……?」
夜八時過ぎ、自転車で田園地帯を巡回していた公平は視界を過ぎったソレに思わず急ブレーキを踏んだ。
極端に少ない外灯。
澄んだ夜空には満月。
首筋を擦り抜けていく冷たい風。
静寂にゲコゲコ鳴り渡るカエルの合唱。
舗装されていないボコボコの道路脇に自転車を停め、公平は、駆け足で「ソレ」の元へ。
白いスニーカーの片方だった。
名前は記入されていないが、ラインの入ったオーソドックスなコンバース、足のサイズも同じ、鈴木少年のものと見て間違いなかった。
ガサガサッ
はっとした公平は顔を向けた。
山の中にある氏神神社へ続く階段の手前にスニーカーは落ちていた、鬱蒼と連なる茂みが大きく揺れている、まるで警戒する巡査長を呼び寄せるかのように。
明らかに異常事態だ。
それとも鈴木君がからかっているのか?
まさか……とうとう……トト●に会えるのか……?
やっぱり……鈴木君は……ト●ロ……もしかして真ん中のやつなのか……?
こんなときもファンタジー脳が発動する公平、それなりに警戒しつつ粗削りな石段を上って行った。
もしかして……オカリナ……鳴ってるか……?
もちろんオカリナの音なんてしない。
風が吹いて木々がざわめき、月明かりに浮かぶは落葉のシルエット。
周辺に点在するどの民家からも遠い神社の裏手まで、さらに奥へ公平は突き進んでいく。
「鈴木君、いるのか?」
問いかけに返事はなく。
不意に途切れた月明かり。
闇に呑まれた雑木林。
ガサガサガサッ
「●トロっ……じゃない、誰だ、鈴木君か……?」
すかさず公平は携えていた懐中電灯の光を音のした辺りへ向け、た……。
こんなグロテスクなト●ロなんているわけがない。
「ソレ」を一目見た瞬間、公平はそう思った。
腰の革ベルトに装備している拳銃を抜く暇もなかった。
目の前の「ソレ」に気をとられていたら足元からいきなり噴出した「ソレ」に体を拘束されて瞬時に自由を奪われた。
触手だった。
地面から生えるように現れた夥しい触手はウネウネと蠢き、公平に幾重にも巻きついて、近くの大木にぎゅっと縛りつけた。
縛りつけるなり意味深にねっとり全身を這い始めた。
片足に蛇のようにぐるぐるぬるぬる巻きつき、股間にまでぬるぬるぬるぬる、分泌される粘液のせいでおもらししたみたいな染みができてしまった。
「ひーーーーッッッ!!」
頭上で両手を縛り上げられた公平は堪らず悲鳴を上げる。
引き攣った巡査長の顔にぴとぴと、細くなった触手の先端がくっついてきた。
震える唇までぬーるぬーるされて公平は「おえッ」と素直に不快感を露に。
すると口の中にまでずぼっと突進してきた触手。
口内がぬるぬるでいっぱいになって公平は目を見開かせた。
なんだこれ、こりゃあなんだ、夢でも見てるのか、俺。
「んぶぶぶぶッッ!!」
制服越しに、背中やら、脇やら、しまいには小高く締まった尻まで触手にねちっこく撫で回された。
特に股間は念入りにやられた。
尻たぶの割れ目をなぞられたり、股座を前後に行き来されたり、確認するような素振りで双球やら性器やらアナルまでツンツン、ぬるぬる、くすぐられたり。
「ん、ぶ、ぶ、ぶ、ぶッッ!!」
未確認物体によるスケべマッサージに、怖いやら気持ち悪いやら、必死になって抵抗していた公平だが。
「ん、ぶ、ぅ……っ……?」
体がじわじわ熱くなってきた。
明らかな火照りを蝕まれ、股間がジンジン痛くなってきた。
媚薬成分含む触手汁を口腔粘膜摂取し、恐怖や不快感が強引に快感にすげ替えられて、ぬるぬるになった頬を紅潮させて公平は混乱した。
「ぶはぁッッ……な、ンだ、これは……ッ……あつ……っ……体が……変……」
はぁはぁ喘ぐ公平にさらに大胆に絡みつく触手。
恐ろしく器用な触手がシャツのボタンを外し、左右にはだけさせる。
点灯したまま草むらに転がる懐中電灯の明かりが照らす中、程よく鍛えられた胸板が曝された。
「ひッ」
性器と同じ肉の色をした触手が胸元を這う。
触手の先端も様々なものがあって、イソギンチャクみたいに先が細かに分裂していたり、唇のように上下に割れていたり。
右乳首をイソギンチャク触手に舐め回された。
左乳首を唇触手に啄まれた。
「ひぃぃぃいッ」
これまで意識したことなど皆無な乳首を刺激されて公平はビクビク仰け反った。
即効性ある媚薬成分にそそのかされて勃起し、フロントをテント状に盛り上げたペニス。
一段と卑猥な太い触手が嬉々としてじゃれついた。
服越しに纏わりつかれ、ぬるんぬるんしごき立てられる。
同時にアナルまでぬるんぬるん撫で回された。
「や、やめッ、嫌だ……射精 る……ッ……うううッ……うううう゛う゛ッ……ッ……!!」
悲しいかな、触手に攻められて着衣射精に至った巡査長。
成す術もなく、すでにびちょびちょになったボクサーパンツの内側で、ここしばらく溜め込まれていた公平汁をびゅくりと噴出した。
真っ赤になった公平は喉を反らして呻吟する。
粘液と汗でびっしょり湿った首筋をいとおしげに辿る触手。
恐ろしく器用過ぎる触手にベルトを外され、ファスナーまで下ろされて。
薄闇にボロンと弾け出た巡査長ペニス。
白濁がこびりつき、ピク、ピク、射精の余韻を引き摺って露骨に脈打っている。
どうにも公平を襲うというより愛でている触手が巡査長ペニスを放置するわけがなかった……。
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