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第20話

 神津は千紘と二人きりになりいらいらを隠せなった。どうして今、神津先輩と二人きりになっちゃったんだろう。  「今日はこの後予定あるの?」  「いえ。ないです。」  「一度、聞いてみたかったんだよね。いつもこんな風に誰かと寝てるの?相手は誰でもいいの?」 そう言って神津は千紘の腰を抱き寄せた。ソファの上に押し倒しかるく唇を啄む。千紘は神津の首に手をまわし自分から神津の唇を吸い上げた。  「あとくされのない人なら……。」   服の下に手を滑りこませて脇腹や腰背中を弄ってくる。思わず腰が浮いてしまうとそのすきにスラックスの前を寛げられてズボンを引き抜かれてしまった。そして下着の上から固くなり始めているものを撫で上げられた。  「ふぅ、くぅぅぅ……。」  いきなり手を入れられて握りこまれ擦りあげられると思わず腰を捩った好きに今度はボクサーパンツをするりと滑らせてあっという間に脱がされてしまった。  「じゃあ、俺でもいいんだろ。高梨ってほんと綺麗な顔してると思ったけど体もすべすべですっごい好みだわ。」  そういいながらも神津は愛撫の手を休めることなく千紘を追い込んでいった。

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