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第3話

なんてこった。シゲ先輩と同じ曜日担当になってしまった.....。 「はぁ.....」 「朝からそんな辛気臭い顔すんな。気分悪ぃ」 「えっ先輩!?おはようございます!」 朝の放送のために早く登校してきた僕。 そこそこ早く来たつもりだったのに放送室のドアを開けたら先輩が居た。 「そんなに俺と一緒が嫌かよ…」 ブツブツ言う先輩はマイクの前の席にどかりと足を広げて座った。 拗ねたように腕を組んでいる姿がなんだか可愛い。 .....可愛い!? いや、何言ってるの!? 「おら、お前!」 「祐介です!」 「.....祐介。これ台本。今のうちに読んどけ」 「あっはい!」 投げられた台本を受け止めると少し離れた椅子にちょこんと座る。 「...なぁ、祐介」 「えっはい!」 一ページ目に目を通し終わった頃、先輩が突然声をあげた。

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