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「えーと、真紘くん……頑張ったね?」
「ありがとうございます」
まさか真紘がここまで勉強出来るとは思ってなかった。だっていつもゲームしてるし、テスト前日だってログインしていたのに……一体いつ勉強していたと言うのか……
でもテストでここまでいい点数を取ろうと思ったら、相当努力したのだろう。
仕方ない、腹を括ろう。
「なんでも言うこと聞く、だっけ?何するの?」
「ふふ、嫌がると思ったのに素直なんですね」
真紘はギシッとベッドに押し倒し、俺を見下ろしている。
顔がドストライク過ぎてつい逸らしてしまう。ドキドキして、何回ソウイウコトをしても慣れない。
「今日は、雪斗さんがリードしてください。俺は動かないんで」
「え……?」
なにそれ、俺がリード? エッチの?
そんなのやった事ないし、俺だってまだ下手なのに……
でも……真紘くんはこの為に頑張ったんだよね……?
約束したのは俺だし、やるしか無い。
「わかった……」
そう返事すると、真紘はニヤッと笑って「いい子」と頭を撫でた。
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