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第107話
すぐにヒクヒクとしている蕾には、何かが当てがわれている。先生のじゃない。
だとしたら、またオモチャ?
ツププ…とゆっくり中に入ってきたが、それはとても短いものだった。
「うん、可愛い」
「なに、これぇ…」
チラッと後ろを見ると、お尻から何かが生えている。
これは、さっき見た猫のしっぽ? 見た時は気づかなかったけれど、お尻に入れるようになっていたのか…
「これも付けたら… 完成!」
首輪も付けられ、俺は完全に猫になった。
わー!と先生は喜んでいるが、俺は喜べないぞ。
なんで俺がこんな事を…
「ねぇねぇ、ニャンって言って?」
だけど先生はすごく楽しそうなんだよなぁ。
仕方がないから付き合ってあげよう。
「…にゃん」
「もっと可愛い声で」
一言余計なんだよなぁ…
不服そうな顔をした先生は、キュッと胸の飾りをつまみ上げた。すっかり感じるようになってしまったソコから、ビリビリと電流が流れるように快感が走る。
「ひ、ぁ!や、あぁっ!にゃ、あ、ぁっ!」
「いいね、可愛い」
「ッん、あ……」
クスッと笑って、チュッとキスが降ってきた。
すぐに唇が離れていってしまい、口寂しい。もっとキスしたいのに…
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