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第108話
「さぁ、俺の可愛いにゃんこちゃん。 どうして欲しい?」
「ッ!それ…ズルい…ッ」
先生の色気がやばい。
ペロッと覗く舌が色っぽく、雄の顔をしていた。
ドクン、と心臓が高鳴る。
抱かれたい、この人に。
この人にオンナにされたい。
「抱い、て…先生、おねがい…」
「ふふっ、可愛い。ココも待ちきれないよね」
「あぁっ!そこ、やめっ…!」
わざとしっぽをグリグリと中に押し込むようにし、ナカが切なそうにキュウキュウ締め付ける。
これじゃない、足りない。
前も既に反り返り、先走りをダラダラと零していた。
抱かれたい、ナカに欲しい。
壁に手を付き、お尻を突き出すとチュポン、としっぽが抜かれ床に落ちたと同時に蕾に熱いソレが当てがわれた。
俺が欲しかったのはこれだ。
「早く…」
「ふっ、エロいな… 挿れるよ」
ズプッと中に先生のソレが入ってきて、ナカがピクピクと震えているのが分かる。入れただけで軽くイッてしまった。
これ、立ちバックってやつだ…
後からズドンと性器を突き立てられ、最奥へと到達した。
パンッパンッと肉のぶつかる音が響き、グチュグチュと水音を立てた。
そのいやらしい音に、耳までも犯される。
「あんっ!あっ、あっ! も、立てな…っ」
「おっと、良すぎて腰立たなくなっちゃったね」
激しく突き立てられ、気持ちよすぎて体が支えられなくなり、崩れそうになった所を先生が抱きとめた。
ナカからゆっくりと先生が出ていき、俺を横抱きにしてベッドに下ろした。
*
あれから勉強時間になるまでたっぷり可愛がられ、すっかり立たなくなってしまった腰を擦りながら恨めしく先生を睨んだ。
満足そうな笑を浮かべて、教科書を取り出している。
「鬼だ…」
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