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第122話
蕾から指が出ていき、すぐに熱くて太いソレが当てがわれる。
ズプン、とゆっくりと肉壁を押し進み最奥まで到達した。
俺の前からはダラダラと蜜を零して喜んでいる。
「あっ…あぁ…ッ!」
「やば…すごい吸い付き…」
気持ちがいいのか、顔を歪ませて快感に耐えている先生の顔がすごく色っぽくて、余計に先生のモノを締め付けてしまう。
形や大きさがはっきりと感じられて、ドキドキする。
大好きな先生のモノが俺の中に入っているんだと思うと、すごく興奮するし、未だに夢なのではないかと不安になる。
「先生…俺のこと、好き…?」
「好きだよ、茜くん」
その言葉に胸がキューンとなる。
好き、俺も先生が好き、大好き
そう言いたかったのに頭がクラクラして、話すのも面倒くさくなって。
もう無理…
ーーー
次に目が覚めたのは俺の部屋だった。
エアコンが効いていて涼しい。隣で先生がうちわでパタパタと扇いでいた。
「お、起きた? ごめんね、無理させちゃった」
「ううん、大丈夫。 俺、倒れたの?」
「そう、逆上せてね」
やっぱり… お風呂から出た記憶はないし、あの時、頭がクラクラしてから意識が飛んだから倒れたんだなぁと辛うじて分かった。
また先生に迷惑かけてしまった。
視線を先生に向けると、目が合った。 わしゃわしゃと頭を撫でられ、「気にしないで」と言われた。
先生、優しいな。
…優しい、けどそもそも逆上せて倒れたのは先生が一緒にお風呂に入ろうとか言ってきたからで。
上手いこと乗せられるんだよな、いつも。
そんな所も好きなんだけどさ…
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