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第136話

*** やばい、やばい… やばすぎる!! うっかりしていた。今週で夏休みが終わりだなんて! 何故俺がこんなにも慌てているかと言うと、理由は一つーーー 夏休みの宿題、半分も終わってないからだ。 よっ!茜選手、余裕の表情だ!数日で半分以上も残っている宿題を片付けられると思っていたのか?! 余裕じゃねぇし、数日で終わる訳ないだろ、進学校舐めんなよ。 やばい、本当に、やばい。 もうヤバすぎて、ヤバい以外の語彙力を失ってしまったよ。 可笑しいな、去年まではこんな事なかったのに。 今年も特に変わったことはなかったはず… いや、先生と付き合い始めたな。あとバイトも始めた。 結構周りの環境が変わっていたことに気づいた。 宿題やってない事先生に言ったら絶対怒るよね。 先生を頼るのは止めておこう。 真紘は宿題なんてやる筈ないし、雪斗さんとはそこまで仲良くないし連絡先知らない、あとは… 同い年か、俺より年上の勉強わかる人… 尚且つ教えるのが上手い人… 「あ!いる!!」 俺より年上で勉強の出来る人が一人思い浮かんだ。 急いで彼に連絡してみると、OKしてくれた。 良かった!見た目だけでなく、性格まで天使とは…! 11時に図書館集合となった。 急いで家を出る準備を始める。

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