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第143話
先生に手を引かれ、何度か来たことのある先生の部屋に連れてこられた。
玄関を閉めるなり、いきなり唇を奪われた。
びっくりしていると開いた唇の間から舌が侵入してきて口内を犯していく。
クチュクチュ、と水音が響き気持ち良くて腰が抜けて座り込みそうになった所を抱きとめられる。
そのまま横抱きにし、寝室へ連れていかれた。
ふわふわのベッドの上に下ろされて、続きをするのかと思えば、先生も俺の隣に寝転んだ。
え?続きするんじゃないの?
「茜くん、俺の事好き?」
「え?好きに決まってるじゃん」
そんなの当たり前。好きじゃなきゃ付き合わないし、エッチだってしたくないよ。
俺が即答すると、先生は嬉しそうに微笑んだ。
え、言わせたかっただけ?
「じゃあもっと俺の事頼っていいんだよ? 今日だって、宿題手伝ってあげたのに」
「あぁ…それは…その…色々ワケがありまして…」
嫉妬してるのかな? 先生も可愛い所あるな。
だけどその話題はやめて欲しい。
フイ、と目線を逸らすと、グイッと顔を掴まれ固定された。
ニコニコと笑う先生が怖い。終わった…
「ワケってなに?俺に言えない事?」
「い、いや…言えなくは無いけど… 先生怒るでしょ?」
「怒らないよ。たぶん」
「たぶんって…」
絶対怒るってー!もう分かってるもん!
中々言わない俺に痺れを切らし、手足をリボンで結び身動きできなくされる。
コロンと横向きに転がされ、パンツごとズボンを降ろされた。
え?!と思っている間に、すぐに蕾にスルりと触れられる。
「んぁっ…、せん、せ…なんでこんな…」
「お仕置きって言ったでしょ?」
クスッと笑う先生は何とも楽しそうな表情をしていた。
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