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第146話
しっかり解されて、トロトロになった蕾に熱いソレが当てがわれる。
もう何回もしているのに、挿入される時はすごくドキドキして、きゅっと目を瞑った。
ゆっくりとナカに先生のソレが入ってきて体がビクビクと震える。
きゅうきゅうと先生を締め付けてしまって、形、大きさ、全てが分かってドキドキする。
「締め付けすぎ… もう少し力抜いて」
「やっ…むり、先生…、好き…っ」
「っ!…あぁ、もう!」
かぶりつくような乱暴な、でも心のこもったキスをされる。
舌を絡め、気持ちよくて頭がほわほわしてくる。
キスをしたまま、腰を動かし俺の気持ちいい所を刺激されれば、もう堪らなく気持ちいい。
「あっ、ん、やだぁっ!イク!イっちゃう…っ」
「ん、一緒にイこうね」
ズンズンと腰の動かすスピードを早め、快感が大きくなる。快感を逃がすように足先をキュッと丸め、頭が真っ白になってビクビクと体が震える。
ナカで先生のソレもドクドクと脈打っているため、イッたのだと分かる。
「…気持ちよかった…」
「あはは、それは良かった。俺も気持ちよかったよ?茜くんのナカ、きゅうきゅう俺のを締め付けてきて…」
「ちょ、ちょっと!言うな!!」
クスクスと笑う先生は、絶対にわざとで俺が顔を真っ赤にして焦っている姿を見るのが楽しいのだろう。
なんて性格の悪い。
よいしょ、と起き上がるとナカに出された精液が出てきて、なんだか勿体無い気がするけれど、掻き出さないとお腹壊しちゃうしな。
「ナカの掻き出さないと…」
「今日は自分でやってみなよ。いつも俺がやってるみたいにすればいいよ」
「分かった」
いつも先生に頼りっぱなしはダメだよなぁと思い、今日は自分でやってみる事にした。
お風呂場に行こうとベッドから降りようとしたら、腕を掴まれ引き戻される。
なんでだよ?!
「ここでやって」
「はぁ?!」
マジで?ここでやるの?先生に見られるじゃん…!
そんなの恥ずかしい…
でも先生、こういう事に関しては絶対に折れないからなぁ。
もう!こんな恥ずかしい事するの、先生の前くらいだから!
諦めて、壁に手を付き蕾に指を入れる。
うぅ、なんか変な感じ…
「全然掻き出させてないけど」
「仕方ないじゃん!見えないから分かんないし!」
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