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第167話

「休むには睡眠が必要なんだよ」 「いや、全然眠くないんだけど」 「どうしたら眠くなる?」 「おやすみのキスしてくれたら」 おやすみのキスか…。先生も可愛い所あるじゃないか。おやすみのキスしないと眠くならないなんて。 仕方ないなぁ、とチュッと軽くキスしてあげた。 するとグイッと首に手を回され、離れなくされてしまった。 触れるだけのキスだったのに、唇を割って先生の舌が侵入してきた。 騙された!こんなの寝るどころじゃない!目が冴えてしまう! 「騙したな! キスしたんだから寝て!」 「やだ。茜くんとエッチしたら寝るよ」 「エッチしない!まだ明るい!」 「強情だなぁ。本当はシたいくせに」 そう言いながら服の中に手を入れてくる先生。 別にエッチしたくて先生の家に来たんじゃない。…半分は嘘だけど。 ちょっとだけ期待してた、かも。 「ちょっとだけだよ?」 「えー、いっぱいシよ?」 「だって…夜もするでしょ?体力残しておかないと」 そう言うと、先生の手がピタリと止まった。 そしてぎゅっと抱きしめられて一緒に寝転がる。 一体どうしたんだろう…。俺おかしな事言ったかな? あ、もしかして先生は夜するつもりなかったのかも… うわ…恥ずかしい…俺ばっかエッチしたいみたいじゃん…

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