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第170話
「あっん!ぅ、くっ…待っ、ちょっとだけって…っ言ったのに…!」
「ちょっとってどれくらい? 我慢できない」
「あんッ! 激しっ…せんせ…っ!」
ちょっとだけと言ったのに、ガッツリしてしまっている。
本当は分かっていた。
止まらないことも、先生が手加減しない事も。
だけどそれを受け入れてしまったのは、俺も期待していたから。
先生の大きくて太いモノを根元まで咥え込み、奥を突かれる度に女性のような高い声で喘ぐ。
こんなの俺じゃない。
誰が俺をこんな体にしたのか。
それは紛れもなく先生で。
「せんせ、っ…俺のこと、捨てたら…許さないからっ…」
「ふふ、捨てるわけないじゃん。だってこんなにも好きなのに」
「やあぁっ!激しっ!イクッ…イクッ!!」
腰の動かすスピードが早くなり、俺の気持ちいい所を突かれる。
快楽に耐えるように先生にギュッと抱きついて果てた。俺の白濁がお互いの腹を汚す。
お腹の中がじんわりと温かい。たぶん先生もイッたのだろう。
「中に出しちゃった。わ、いっぱい溢れてくる」
「そういう事言わなくていい!もう!デリカシーってもんがあるでしょ!んぁっ!はぁ!?」
もう終わりだと思っていたのに、再び挿入され身体がビクビクと震えた。
なんで?!てか、イッたばかりだからあんま動かすとまた…
「どんどん溢れてくるから蓋しないとって思って」
「バカなの!?蓋してどうする!掻き出すんだよ!」
「もう一回だけしよ」
挿入された時点でこうなるのは大体分かっていた。だって先生、物足りないって顔してたし。
結局そのまま流されてあと二回した。
次の日腰が痛くて立てなかったのは言うまでもない。
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