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第4話
「へぇ、茜くんもエロ雑誌とか見るんだ。意外だな」
「ちょ、先生!見ないで!」
必死に勃起したチンコを隠そうとしているのに、平然と部屋に入ってきて、なんの躊躇いもなく俺の隣に座る。
そして開いていたエロ雑誌を興味深そうにペラペラとめくっている。
やめてくれ、本当に死にたい。
「どの子で抜いてたの?」
「い、言わない! てか先生一旦出て!」
「このボブの子? あ、黒髪ロング?王道だよね~」
俺の話など聞かず、質問攻めに合う。
いや、みんな可愛いと思うけど俺が抜いてたのは今隣に座っている人だなんて死んでも言えない。
と言うか、早く出て行って欲しい。萎えるどころか先生の匂いで余計ドキドキして、逆効果である。
「ソレなんとかしないの?勃ったままだと辛いよ?」
「いやだから、一旦出てって言ったじゃん?!話聞いてなかったの?!」
「俺が抜いてあげようか?」
「…は……?!」
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